11/10
道東の川
時間
6:30-17:00
釣り人
ZONくん
スタイル
ウェーディング
天候
晴れ
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
3日目、最終日です。昨日の会議でユウちゃんと共に大物の予感のする河口部に向かうことになりました。車を止めポイントまで10分ほどの道のり、霜がおりてます。エゾ鹿の濃厚な臭いをかぎつつ河原に出ると岸辺には薄く氷が張っている。パリパリと氷を踏みながら手前にブレイクのあるポイント目指して歩き、いよいよ釣りスタート。潮が引いているので流れも結構あって、ポイントも絞りやすいです。ほどなくして、僕 ろユウちゃんに同時にアタリが!僕はバラし、ユウちゃんは釣り上げる。魚っ気があるということなので、落ち込む事なく続行し、サミングのチャートを結構激しく動かしていたら、喰ってきました!サイズは昨日より大きい50センチ。アメマスは色を選ぶ事もあるそうなので、動きが良いのか、色が良いのか色々話しながら、釣っていくとどうも動きに反応している事がわかり、そこからは サミングで僕が一番好きな釣り方で連発しました。着水点と喰う場所を計って、カンカン動かすミノーの最高の釣りです。アメマスのアタリはさほど激しくないが、引きはまさにイワナのデカイ版。水中でうねる姿は京都では信じられん光景です。なんか凄いとこに来てしまった!ユウちゃんの読みは見事でした。50センチ以上のアメマスが次々喰ってくる場所は、広い流域の中で見つけるのは難しいのです。朝の一時間半ほどで2人合わせて12〜3尾釣りました。最大は55センチ位 です。心に余裕が出来たので、ニジの居るムッチおすすめの支流まで足を伸ばす事に。この川は幅も狭く、渇水の今の状況ではかなりシビアな感じです。釣れるのはピンポイント、ユウちゃんは竿を持たずガイドに回ってくれます。さっきまでの心の余裕はもうありません。釣らんといかんぞ。しかし、僕にはおっちゃんから託された必殺“ミニチャンク”があります。水はクリアーで水草が点在する綺麗な川で、朝のポイントとはまた別 の北海道です。そっと釣り上がっていくと、ムッチが言っていたポイントでライズがあるではないですか!心を落ち着け一投目、わけわからんとこに着水。当然、無反応。心を入れ替え二投目、ここで喰ってこなければ、無理という所をミニチャンクが通 過した時、ゴンと喰ってきました。水面で暴れる姿は40センチ位のニジマス。上手く行きすぎて怖いなあ、と次の瞬間。小振りな北海道はどこかに行ってしまいました。ルアーも最高、ガイドも最高、という状況の中、最悪なのは僕でした。気を取り直し後半のアメマス目指して、朝の河口に向かうことに。道中、キュウリウオがいかに臭いかという素敵な話を聞きながら、到着。朝と状況は一変して、潮が満ちています。風も殆ど収まり、流れもゆったりと、若干の不安がよぎりつつ、ここで夕まづめの釣り、滞在最後の釣りが始まりました。取りあえず、朝反応の良かった方法で探りますが、反応無し。ウ〜ンと思っていると、ユウちゃんがシンキングペンシルをトップでチョコチョコ釣法で3バラシの後1尾釣り上げました。これで、朝のパターンは終わっていることに気がつき、そこからは水面 〜直下を狙う事に。とはいえ、 朝ほど反応はよくありません。喰っては来るのですが、バレてしまうことが多いです。しかし、水面 はあちこちでもじってます。フラッシュバックを流れにのせ首振りさせていると、ターンするあたりでグワンと水面 が!が、口を使うまではいかない、が何回か。気がつけば無風で鏡のような水面 。ちょっと潜らせる方が良いのかと思い。コトMではなく、コトカスに交換。着水し、チョコチョコやって巻いて、止め、を繰り返しながら流しで、ええサイズ喰ってきましたが、バラし。2投目、ちょっと上に歩いてアップ気味に着水、チョンチョン、グリグリ、ガブッと喰ってきました。明らかにデカイ感じがする。底へ底へ潜っては、グングン暴れ、グイグイ上流に向かうんです。ヤッテシマッタカモ!と昂る気持ちを落ち着け岸に寄せると、デカイ紫の物体がウネウネしてる。顔はしゃくれまくってる。ヤッテシマイマシタ!凄く釣りたかった雄の化け物顔のアメマスです。大きな魚を眺めていると、不思議なくらい嬉しい。なんでなんやろ。ユーチャーン!と叫び、サイズを測ると66センチ。さらに欲を出し、最後に50位 のを1尾追加したところで、暗くなりアメマスの気配もなくなり5時過ぎ納竿。朝から釣り、夜遅くまで飲み、の素晴らしい3日間でした。ありがとう、ムッチ、ユウちゃん、ヒロエちゃん。また来ます。そして、バスもスズキもいつでも釣れるように頑張るし、こっちにも来てね。最後はバスに乗り遅れドタバタと京都に戻りました。


lure
suming-70
cotocas
その他のルアー
釣果
11 fish
最大
66cm

興奮状態から少し治まってきたでしょう。
次回はヒグマからの恐怖を感じながら釣りにお出掛け下さい。
バリバリのアメマスを、ニジマスを狙いに。