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西表島(ヒナイ川河口沖)
時間
釣り人
F先生夫妻
スタイル
カヤック
天候
晴れ
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
さて、今日はどこへ行こうかなと相談の結果 「滝を見に行こう。」という事になりました。昨日釣りのがした川の大物も気になるし、海にも行きたいし。西表島の西部に位 置するヒナイ川に落差50mの滝があるというので、それを見に行きつつ川釣りをして、その後河口から沖に出て海釣りに行こうというすばらしい計画。朝、潮が下げ始めているヒナイ川を遡上しながら昨日大きな可能性を見せたダイビングサムCWを投げますがチェイスのみで釣れません。まだ水が多いのと何しろカヤックが多いのです。ここは滝を見せるツアーでカヤック銀座と化しておりおちおち釣ってられない(川がせまいので)ので、滝に行った後はさっさと海に行こうとしますが河口に来てビックリ!先ほどまで湾になっていた河口が完全に干潟になっていて、先に進めない。仕方なくかろうじてある細い流れの所をカヤックを引っ張りながら歩きます。ようやく船に乗れる水深になったので乗り込み沖を見ると程よい距離に島影が見えます「あそこまで行こう。」と風に乗ってほとんど漕がずに進んでいくとウミガメが何匹も顔を出します、近くにくると大慌てで潜っていく様子が面 白い。かなり深そうなのでジギング (始めたばっかり)をしてみます。しばらくは何も無かったのですが、いきなりグイーとライトトリップが引きこまれます、続けてヨメさんにもヒット!がすぐバラし、僕のはまだついてます。ようよう巻き上げてみるとなんとサメではないですか。この緊急事態に僕は青ざめ、ヨメさんは爆笑です。「どうしようどうしよう。」と焦っているとそのうちにサメがうまい事バレてくれました、見るとスナップがクニャクニャに曲がっていてアシストフックだけを持っていかれたみたいです。今回はこれで良かったけど海の魚はやはりパワーがちがうとラインを20ポンドに換えてスナップも大きな物に換えまして、引き潮で出来た沖の浜に近づくと大きな魚がカヤックの影に驚いて逃げていきました、多分ガーラ(カスミアジ、ロウニンアジなどの大型のアジの仲間の地方名)です。二人のテンションもおおいにあがります。そこは背後に深場を控えたシャローエリアになっていてフィッシュイーターが小魚を追いつめるのにいい感じです、二手に分か れて立ち込んでフラッシュバックを投げていると突如バーンと目の前で水が爆発して、次いで竿に重みが伝わり、一気に20m位 ラインを出されます「何か来たー!!」と叫びます。ライトトリップはミリミリ音を立てています、少し巻くとまた思いっきり出されます、シングルハンドなので右手がつらい、仕方なくバットの部分を持って竿尻をお腹に当てて巻きますが、よって来てはまたギューンと沖に走っていかはります。そんな事を多分10分程も繰り返しているとよ うやく寄ってきましたその姿ははっきりしませんがガーラとはちょっと違う様です、似ているのですがもう少し細長い感じです。大きさは80cm位 か?しかし捕れると思った瞬間近くの藻に引っかかって痛恨のバラシ!二人して「あー!!」と叫びます。クソー、でもオモシローい!その後二人してフラッシュバックを投げ続けたのは言うまでもありません、ですが今度は潮が満ちて来てここにいる事が出来なくなってきました仕方なく再びカヤックに乗り込み横に移動しながらフラッシュバックを投げていると今度は「なんかきたー!!」とヨメさんが叫ぶ。今度もよう引くが近い所に魚がいたのでその姿がはっきり見える 「ガーラや!」ヨメはバラさない女なので数分のスリリングなやりとりの末無事キャッチ60cmのガーラ。さすがです。しかしまさかガーラが本当に釣れるとは、、、。ギャフを持つ手が震えます。彼女に魚を渡して記念写 真。オッチャーン、フラッシュバックってスゴいな!!奇跡を起こすルアーやね。この日は結局キャッチできたのはこの一匹やったけどおもろかったー。「海やな明日も。」二人ともおんなじ計画が頭に浮かぶのでした。


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lure
FLASHBACK
釣果
fish
最大
60cm

釣りの話も面白いんですが、
こういう美味いもんを食べたとか、
泡盛にはこういうもんがよう合うとかもお願いします。
マングローブ編では空いていて川も楽しいなと思ったのですが、
なんやいな(なんだ)まんいんこ(いっぱい)か・・・
僕は空いてるのが好きや、電車もバスも。