7/6〜
宮古島(本島編)
時間
釣り人
F先生夫妻
スタイル
カヤック
天候
晴れ
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
こんにちは、Fです。レポートではずいぶんご無沙汰しております。2009年は年明けから半年以上全く釣りに行けない状態でしたが、6月末からようやく仕 事が一段落したので、よく働いたボーナスとして今年も南の島に行く事にしました。今回の行き先は宮古島とその周辺の離島です。遠征用に空気式カヤックも買って気合いが入っていたのですが、そのカヤックに次々に見つかる不良箇所、文句を言いたいのですが円高の魅力に負けて個人輸入で買ったもんだから、いちいち英語でやり取り、その度に全く見当外れの返事をしてくるアホのアメリカ人とのやり取りにほとほと疲れ果 て「もういい!。」とプチ切れたまま飛行機に乗ったのですね。今回僕が勘違いしていたのは南西諸島での釣りは現地にいくまでが勝負だと思い込んでいた事です。行きさえすればフィッシングパラダイスが待っているとね、そうではないという事が後でだんだん分かっていく事になるのですが・・・。まず初日レンタカーを借りにいくとなんと免許証を持って来てない事にボー然。ヨメさんの免許証で事無きを得ましたが危ない危ない、一歩も動けず旅行が終わる所でした。その日は夕方に着いたのでちょっとビーチに行って足を水に漬けただけで日没、ホテルは繁華街にあったので島中のヤンキーが集合していて夜中まで騒がしい。でもいくら暴れても多分現地の人はこの子達の生い立ちから知っているんではないでしょうか。ちょっとやりきれない空しさに浸りながらベランダでビールを飲みました。さて、釣りです。釣り初日は南風が結構強いので島の東の端の岬の風裏になる場所からスタート、去年西表島に行った時によく釣れたフラッシュバックを中心にガーラ狙いで投げていきます。さらに今回は海での釣りに使い勝手の良さそうな新型ルアーのプロトも託されて来てるのです。相変わらず人使いの荒いサムルアーズです、でも楽しみ。しかし??なんと!!!ノーバイトでボーズでした・・・。あれ?ここは琵琶湖か?否、奇麗な海、広い空、珊瑚礁 、まぎれもなくここは宮古島。何で?ルアーを投げて巻いてれば釣れるんじゃないの?嘘でしょう、ムズカシー。釣りを終えて片付けていると地元のおじさんがやって来て子牛が逃げる事、その柵の材料を浜に拾いに来た事なんかを話してくれました。「釣れた?」『ぜんぜんです。』「おかしーなー。」『へんですねー。』釣れない事はおかしな事の様です。そういえばここに来る前新しいカヤックの練習に日本海に三度行ってヨメさんがサゴシを一匹釣っただけで僕はこれで4連続ボーズ、スランプのままここに来てしまった様です。翌日は取りあえず島をウロウロしてみて良さそうな場所を探してからスタートしようと言う事にしました。で宮古島から橋でつながっている池間島の北側の浜からカヤックを降ろしました。とほどなくして少し沖に鳥山が出来、魚のボイルが始まったので急いでその辺りに近づくとボイルは収まってしまいフラッシュバックを投げても無反応。しばらくすると別 の場所でボイル発生、近づく、無くなる、無反応、を繰り返しているうちにボイルの進行方向が解ってくる。鳥の動きも見ながら先回りして投げるとようやくバイト!長い魚が暴れてジャンプしています。何とかキャッチしたのはギザギザの歯のオキザヨリか?今回の旅行で何度となく釣れたりバイトしたりギザギザの歯でルアーを持っていったりするこれらの長い魚のことを僕たちは以後「ナガイさん。」と呼ぶ様になりました。ヨメさんも小さめのイソフエフキをキャッチ、とりあえず一匹づつ釣れたのでホッとして岩陰でおにぎりのランチタイム、干潮に向かってだんだん潮が引いていきます。ちょうど大潮のこの日は一体どのくらい引くのでしょうか?南西諸島での干満の差の激しさには去年も苦労させられました。広大な珊瑚礁 に阻まれ岸に帰れなくなる事もしばしばで、よくよくなんかあったときの為に岸に帰れるルートを見つけておかなければなりません。リーフエッジでは波が立ってその白波に巻き込まれたら待っているのは刃物の様なサンゴ達です。本当に危ないですからね。お昼の休憩を終えて再び沖へまたもや鳥達を追って漕いで行きます。しかしバイトしてくるのはナガイさんばかり、それはそれで楽しいのですがラインが一発でボロボロになるわルアーを持って行かれるわで困った面 もあります。ボイルしているのはナガイさんだけなのか?ここはもう外海なのでカツオなんかがきてもおかしくないとおもうんだけどなあ〜。鳥達に連れられてかなり沖まできたあたりでかなり大きな干礁 を発見。ここは生命感ありありで小魚の大きな群があったりそれを追うボイルが頻繁に発生していたりでワクワクします。新型ルアー、(はっきり言うとフライサムの発砲樹脂バージョンです。結構な重さで多分サムルアーズ史上最強の飛距離が出ます。その切れのある動きが僕は好きです。)にもガシラみたいな魚がダブルヒットしたり、バイトが無数にあったり非常に興奮しますが、しかしナガイさんなのです、ガーラはどこ? タマンは?時間も差し迫って来たのでこの日はこれで修了。しかし浜に着いて少し泳いでいるとなんと小型ながらもガーラを発見!なんか大きなヒントをもらった気がしました、明日は別 の島にフェリーで移動です、楽しみだな〜。




lure
FRY SUM 90CW
FLASHBACK
釣果
fish
最大
cm

気になることがひとつ。
アメリカのアホウにF先生の流暢な英語が通じたのだろうか。
次回はヒラタイ(平体)さんの姿を見る事が出来ます?