10/26
Lake Biwa
時間
14:00-19:00
釣り人
社員A&太刀川さん&kamiyaさん
スタイル
陸釣り・ウェーディング
天候
曇り時々晴のち雨
気温/水温
→10℃/℃
風向き
北ところにより西(暴風、強風、突風)
水面状況
白波(沖)

11年ぶり人生三度目となる琵琶湖遠征、本日のゲストは東京都にお住まいの太刀川吉之さん。日頃レポートコーナーに御登場いただいている方の中でも相当の古株でございます。夏場はバスフィッシングを楽しみ、冬場は管理釣り場のイトウのみをミディアム等で狙うというスタイル?のヘビーユーザーのお一人。まぁほとんどの人は知ってますよね“ズバババーン”とか言いながらイトウを狙っているあの方です。8月末、彼から遠征の話を聞いて計画を立てさせてもらった訳ですが、一つの基準となったのは、紛れもなく“鮎”です。ではいつが最も理想的なのか?ついつい接岸のピークである9月末から10月上旬をオススメしちゃいそうですが、そこはどっこい、しっかり外させてもらいます(シブイ!!)。まぁ経験上、なかなか難しいんです、その(鮎の多い)時期は。実際のところ目立った釣果 も無しでした。やっぱり狙うなら10月中旬から10月下旬、ほとんど鮎の居ない状態になってからが一番安定感が出るのではと思っています。それまで各所に散らばっていたほとんどが産卵を終え、最後のグループが接岸する頃。要するにもう沖に鮎は居ないんです。そしてバス達は自ずと岸近くへと・・・いらっしゃいませ〜というイメージ(あくまでも)。ただ通 常なら10月下旬はもう鮎の影はなく、完全にハズレも起こり得るのか・・・さて本編、まぁしかしひどい日に来たもんだ。予報では暴風です。しかも風速9メートルとか10メートルはいかんでしょ〜湖西線も止まってるし。湖西道路を走りながら脇見運転していると、風向きが定まることなく吹き荒れてる様子がうかがえます。途中で愛知県在住のkamiyaさんと合流し意見を交わすも“いや〜ちょっと・・すごい日ですね〜”普通 ここまでひどい天候は避けるんですが、ゲストいるとなってはこんな日でも何とかして釣ってもらわねば!と1ヶ所目。やや風裏のこのポイントは沖30メートル付近にウィードの帯。太刀川さんに狙い方を説明して釣ってもらうも反応無く。自分でも試してみると、フラッシュバックで広く探って数バイト。かなり小さな出方でサイズも細かそう。出てくる場所もウィードの帯ギリギリ。見切りをつけて2ヶ所目に移動する事に。ここも風裏、ほとんど反応無しですが、唯一太刀川さんのファットサムに30センチクラスがバイト。さっきから風裏風裏と申しており非常に心苦しいのですが・・・この日の波風がどれ程であったかと申しますと、北からは暴風に押し流される激しい白波、まさに荒波です。そして逆もしくは横から吹き付ける突風。この二つが沖でぶつかるとどうなるのか・・・。それは白波の飛沫が数十メートルに舞上げられ、 一帯の湖上が白く見えるほどです。得意の波撃ちも不可能なほどのウネリ、白波、突風にて今回ばかりは風裏いかせていただきました。 風はますます強まり雨も降り出します。取り敢えず釣るところはないかと走り回って行くと、怪しげなポイントが僕とkamiyaさんの脳裏に・・・“これだったら怪しいかもしれませんね〜”既に時間は午後五時を過ぎ暮れかかっている。ポイントに到着して大急ぎで湖上に立つも、キャストしたフラッシュバックを確認できないほど。が、太刀川さんの一投目から何やら反応あり!本人もいきなりの事で半信半疑の様子でしたが、遠征初のバスをキャッチ!小ぶりながら元気の良いバス。時間がないので写 真撮影の前にもう数投。そしてもう1匹キャッチ。何とか釣れましたな〜こんな日でも。取り敢えず良かった。 で、kamiyaさんも少し離れたところでブリブリ38センチをフラッシュバックでキャッチ。ここからはナイトゲームに突入。太刀川さん&kamiyaさんは定番ミディアム。僕は実力未知数のフナミノー、少し離れた沖からの1投目。いきなりブリリンっとバイトがあって40ジャスト。太刀川さんも2秒一回転のデッドスローで1匹追加。手慣れたkamiyaさんも2匹追加。なんか今日、この場所当たり?!の気配。で、僕はフナミノー3投目。またもブリリンっとこれまた良型の45センチ。更に6投目、ブリリンって40センチくらいを手元でバラす。フナミノーって・・・(皆さん申し訳御座いません、まだ納品できておりません。)二人にも釣ってもらおうと思いましたが、さすがに太刀川さんは“初のナイト&風に向かって投げる”が難しくまた後日という事で、kamiyaさんに使ってもらいます。最初は巻きスピードの感覚が掴めなかったようですが、慣れたところで40センチクラスを2匹キャッチ。どうもこのまま釣っていたら釣れ続く感がアリアリですが、太刀川さんは前日寝付けずお疲れでしょうから、ここでストップフィッシング(午後7時頃)。この時点で気温は10℃、かなり冷え込んできましたが、魚達の動きは活発です。そして懐の大きい琵琶湖は今日のような状況でも何処かにポイントがあるのだなと改めて感心させられました。そして鮎ですが、まだ湖岸にはある程度の群が確認できました。この時期にこの数は例年では記憶にありませんが、まさに今が最後の接岸グループなのかも。このレポートを書いている時点で既に翌日の結果 を知っていますが、果たしてどんな結果が待ち受けているのでしょうか。



lure
FLASHBACK
cotocas medium
FUNA MINNOW
釣果
三人で10fish
最大
45cm