10/26〜29
Lake Biwa
時間
午前中と午後〜晩まで
釣り人
太刀川 吉之さん
スタイル
陸釣り・ウェーディング
天候
気温/水温
12〜15℃/℃
風向き
北〜西(暴風・突風)あとは、ほぼ北西(強風〜弱風)
水面状況
ひどい時は白波(沖)場所により中波〜小波〜さざ波
ズババババーン!!!の太刀川です。琵琶湖4日間釣行、本当に皆様には御世話になりっぱなしでした。 本当に有り難うございました!の言葉では足りません。物凄く楽しく、鼻息荒く釣らせて頂き、今は感謝の気持ちでいっぱいです。僕が、山岡さんに御世話になり始めたのは、 サムルアーズ様が、1999年ファットサムをネットで販売する前、発売開始を指折り待っていた頃からです。雑誌で知って雑誌社にすぐ電話しました。どうやったら購入できるのか?と。パソコンが無かったし、困りました。色々思い出します。それから、サムルアーズは一個ずつ、インジェクション・アイテムが増えて行きました。それ以来、約11年間、 今回山岡さんに初めてお会いする!そして人生3回目の琵琶湖!しかも、2回ともペンシルでしか釣ってません。変ですか?1度目・・・4匹(最大30センチ弱)、2度目・・・1匹(36.0センチ)そんな流れで、今回私はズババババーン!!!と行きます。(なんのこっちゃ)ドリーム琵琶湖・4日間、レポートの文章がどれほどの長さになるのか、普段から文章が長い(過ぎる)自分は怖かった。でも、くまなく伝えたい!!!が、夢にまで見た釣行、自分が順を追い、状況から思いまで全部文章に書き始めると、いつまでも書き終わらず、しまいには、たぶん一冊の『本』になってしまうでしょう。同行頂きました山岡さん、社員Aさんに、すでに日付別 のレポートを書いて頂いているので、自分は、まとめとして短めに送らさせていただく予定でした。これでも、だいぶ短くしたのです。なかなか書き終わらず、本当にスイマセン。まずは、この場をお借りして、自分の釣行日程に合わせ、来てくださったkamiyaさん、Y.Oさんに心よりお礼を言わせてください! 自分の為に、時間を作り・お付き合い下さり、本当に有り難うございました。お忙しい中・お疲れの中・都合をつけて下さった事、感謝いたします。いつも、うらやましい思いで、琵琶湖レポート拝見させて頂いているお二人に、今回お会い出来、同行して頂いた事は、自分の『釣り人生』にとって、大変、極めて、貴重な出来事となりました。このご恩は、忘れたくありません。普段、サムルアーズのルアーを使い、しかも巧く使いこなし、上手に釣っている方のお姿を間近で見る事は、ほぼ出来ません。幼少の頃からの餌釣りから数えれば、釣り歴だけは長い自分ですが、今より上手くなりたい、沢山釣りたい、デカイのも釣りたい、昔も今でも、その気持ちは同じ、もしくは強く持っております。無意識・意識的にでも自分自身、今までやって来た事はどうだったのか。ロッドポジションへの意識・竿の握り方は着水直後のバイトににフッキング可か、アクション時のラインの張り具合&たるませ具合、ポイントに対するアプローチ、キャストの手返し・キャスト後のライン処理・ロッドの振り方・ルアーのアクション、水押し&引き波の強弱の調整、スピード及びバイトチャンスを一瞬作る・作らない。など。皆さんと釣りをさせて頂く中で、4日間という短期間ではありましたが、物凄い濃い時間を過ごすことが出来、自分自身の反省・確認と新たな勉強をさせて頂きました。何モノにも替えがたい大切な時間を過ごせたと存じます。今回の釣行でバスが特に良く反応してくれた理由から、今回の状況に一番マッチングしていると思われた為、結果 ・メインルアーになりました、FLASHBACKっ!!!僕の目には、鱗が張ってありました。今回、完全に鱗は落ちました。自分は、浮く、ファットサムやJr.、ダイヴィングサムは、『動』のペンシル、かたや、シンキングのフラッシュバックは、主に水面 下をジグザグ引ける、時々水面に波紋も出せる・飛距離の出る、ポイントが遠い時用、 『静』の優しい動きが可能な低活性対応のペンシルとしての認識であり、勉強・経験不足で、正直、使い処がよく分からず。自分が行く釣り場での出番は、浮くペンシルに押されっぱなし。トップに出ないバスには、コトカスやチャンクやSSRやサミングを使わせて頂いてきました。そんな時、フラッシュバックは必ずボックスには居ましたが、今思えば二軍でした。琵琶湖釣行が決まり、行く少し前に社員Aさんが、出来れば『フラッシュバックをフルキャストする』練習をして来るように!と教えてくれた意味が、釣行初日に分かった。自分は、当然出来ると思っていたフルキャストが思うように出来ない!しかも、当日はあろう事か強風・突風・大荒れ。甘かったぁ。kamiyaさんも、社員Aさんも非常に上手く投げます。こりゃ困ったな、参ったなぁ、下手くそ。すでに全然レベルが違う。そういうことかっ!社員Aさんのおっしゃった意味を痛感。初日は、手こずり、バックラッシュを恐れ、やっぱりバックラし、自分の技術の無さ・甘さ・駄 目さを思い知り、何とか皆さんのレベルに付いていこうと、実際の釣りの中で、練習させて頂きました。26日(火)空には大きな虹が出ましたが、僕は真っ暗曇り。先が思いやられる〜。初日は、お二人の40アップによだれを垂らしながらも、早めに上がらして頂きました。時間的にこれからが本番、まだまだ釣れるよ!と言われましたが、緊張で前日ほぼ寝られなかった為、実は気が遠くなりかけてたのです。 勿体なさをスゴク感じました。申し訳ありません!!!翌日の朝27日(水)AM4時前に起き、起きられて安心してグッスリ寝て起き、釣り場に着いたのは、7時過ぎ。寝坊の気分転換に、まず初使用フランクサムCWホワイト鮎を練習。10時チョイ前から、まぐれが始まった。小さいながら2本連発。ならば、さてと、本番、習ったばかりのフラッシュバック、カラーは初心者なので動きを確認しやすいパールイエローバックを一等地に数投。水通 し良い沖目のウィード上、ブホォッ!と白く水飛沫が斜めに立ち、喰った。合わせが決まり、普段釣ってるバスと明らかに違う力に耐えるも、やはり負けて、ウィードに潜られる。しばらく動かず。無理に強く引けば、深く食い込み藻化けすると思い、立てた竿の尻を軽くトントン。竿先で聞くと、生命感はまだあったので、そーっと竿立てると、藻から出た。あとは上へ上へ巻き上げ、無事キャッチ〜!!!ウォ〜ウォ〜!!!なんだ、このバスの体格は?!もの凄い。写 真では見たことがある。それを今、自分が釣った・・・。しばらく放心した。琵琶湖ではこれは、きっと普通 サイズなんだろう。でかいバスとは言わないのかもしれない。でも、自分は初日、全てがボロボロで、何とかやっとの思いで貴重な数匹をkamiyaさんと社員Aさんに釣らせて貰い、ゼロじゃ無かった!と、胸を撫で下ろしていました。 二日目の午前中に、早々にもう、会いたかった魚に会えた。普段会えない素晴らしい魚体・ファイトでした。40センチ。その後は、フランクサムCWを動かすのが楽しくて、引き波も綺麗、ダイブさせたまま、水中ウネウネしたりして、可愛いサイズですが数本プチ連発してくれました!色々な動きが出せて、しかも釣れて嬉しかった。2日目午後からは、Y.Oさんと山岡さんが同行して下さり、さらに勉強させて頂きました。フラッシュバックはそう使うのかっ!Y.Oさんの釣り方、素晴らしかった。やはり巧い。手際もやり方も全然違う。頭が下がります。良く釣られました。そして、自分がずーっと尊敬し、憧れてきた山岡さんが、今、一緒に釣りに来てくださっている、そして一緒に歩いている。やはり、ルアーを考え創ったご本人様、なるほど!そばで アクションをじっくり見させて頂きました。が、正直、胸がいっぱいでした。ご一緒下さり、有り難うございました。この日に、フラッシュバックの何たるかが更に体に染みました。3日目・6時前に起床、軽く運動してから出発。良い釣りが出来ました。ラスト夕方&ナイト、社員Aさんがまた来てくれました。感謝。釣りたかったフナミノーでもちゃんと1匹釣らせて頂きました。4日目ラストDAY・6時頃起床、軽く運動してから釣り場に向かい、7時過ぎに到着。帰る予定ぎりぎりまでフラッシュバックが止まらない。11時半過ぎ、ようやくストップ。とにかく、帰りたくない!!!風が強く、波立ち、停めた自転車、どうしても必ず倒れる状況。カゴが歪み、つぶれるので、元から寝かして置きました。釣れ始めたのは9時半過ぎから。連発もあり、良い釣りが出来ました!(これ以上書くと長くなり過ぎるのですいません。写 真をご覧下さい。)で、今回、活躍してくれたフラッシュバック。 実は『静』どころのモノではなかった。奥ゆかしさ・しとやかさ・低活性時対応との認識だった自分、 強風と波に向かっていく為の、超積極的・攻めのペンシル『FLASHBACK』。二日目の晩、山岡さんは歩きながら、僕の隣でおっしゃった。『沈むペンシルのジグザグは、ワカランけど、浮く奴と違う力を持っている。ただし、水面 でストップ・ポーズ出来ない』のだと。確かにそうでした。おっしゃられた通 りの事、今回釣らせて頂き、自分も一番感じた事でした。ザブンザブン波に乗らせても、波に負けない、引き波が途切れない。そして、着水後すぐに水面 に頭を出し、多少、波があろうと関係なく、大きく力強いアクションを出せました。そう言う事か。使って行くうちに自分は、このルアーの虜になっていくのでした。完全に恋に落ちました・・・。太陽の出具合・日光の強さ・一度釣った場所だが、バスが集まっている感があり、再び近辺を引く場合・出たけど喰わない&テールのフックをかろうじて喰った場合・バイトがしばらく無く、集中力が途切れそうになった場合。ルアーを替えたり、カラーローテーションしました。喰わずとも何処かでルアーをきっと見てるバスに、覚えさせない・スレさせない。同じバスが2度見る確率は、いくらか減らせます。ルアーカラーで、僕が意識したのは、主に3系統の色に分類できます。◎ベイトフィッシュのきらめき・キラキラアピール→メッキカラー系 ◎シルエットがボケるであろう・水馴染みの良い→ゴーストカラー透ける系 ◎アクション確認・ルアー位 置・人も見やすい→派手アピール系。今回使用しました具体的カラーは、a.パールイエローバック b.BSゴーストアユ c.クローム銀黒d.BSワカサギ e.ホログラムBB。疲れたら無理せず、水分補給・一服し、せっかくの広い琵琶湖を 遠く見渡しながら休憩しました。(当然、吸い殻は携帯灰皿に!)カラーローテーションの他、アクション・引き波の強弱も時折 替える様、意識しました。途中まで、バイトチャンスを与える意味でほんの一瞬でも、『スキ』を作るよう意識し、多少優しさを残してジグザグ引きました。が、バスの状況から判断し、最終日には、 高活性な腹パンパンの良いバスに、本気でベリーフック喰わすには、こっちも喰われないよう本気で逃げるべきと思い、決してスキは作らぬ よう引きまくりました。今回、果たして自分に釣れるのか、どう釣るのか、何がなんだか、不安だらけでしたが、非常に勉強になり、会いたい人達にお会い出来、しかも釣れました、誰もケガする事なく完結しましたので、今回これ以上の望む結果 はありません。やり切れました!ただ一つ、今悔やまれるのは、初日晩、フナミノーを、 強風・万が一用に持って行ったシーバス用10lbスピニングで 試させて頂けば良かった、と言う事ですが、その晩は特に全く余裕がありませんでしたので、結局釣れなかった、と思うことにします。あとは、今回心優しくも自分のルアーに喰い付き、中には僕に会うのを恥ずかしがって、(嫌がって)寸での所で藻に化けたバス君も居ましたが、親切に釣り上がってくれた、いとしいバス君達の写 真を見てやってください!いやぁ、今回琵琶湖は、最高でした!◎一緒に同行して下さった釣り人が良かった。◎そして教えて頂いたポイントが良かった。 ◎行った初日に木枯らし一号吹いたけど、実は行った時期・タイミングも良かった。◎勿論ルアーが良く出来ていて釣れた。次回は、『コテンパンにやられて、釣れずともへこたれない』をテーマに、出来るなら、今回の最終日・目の前で完全に喰ったのを見て、ルアーが口の中にスッポリ入ったのも確認し、しっかり合わせてフックすっぽ抜けた、体高かなりあった44センチ(もっとでかく見えたけど、たぶんそれくらい)を獲る、を目標に行きたいです!度々、大変ご面 倒ご迷惑おかけしますが、その節はまたよろしくお願いいたします。今回は本当に本当に、有り難うございました!!!また釣りに行きましたら、短めにレポートします。今後ともよろしくお願いいたします。失礼します。 最後に・・・。Special thanks to 民宿おばちゃん&種抜き梅干しお握り。フラッシュバッカー 太刀川 吉之 (やっと分かったフラッシュバック、バッカーり投げそうで怖い)






lure
FLASHBACK
FRANK SUM CW
釣果
fish
最大
40cm

君が来る数日前から天気予報を見て“まずい”と思いました。
初日は京都も強風が吹きまくってまずい感じでしたが、
北の空を見ると曇っている。
滋賀県は小雨もぱらついているらしいので“ひょっとしていけるかも”
とも思いましたが、何とか釣れて良かった。
やっぱり雲がないと調子は出ません。
秋から初冬にかけて入れ食い(投げる度にバイトがあり10投に8匹位キャッチ)したのは
全て曇り(薄曇りも入る)か小雨です。
当然プラグです。
フラッシュバックは条件が合えば良く釣れますが合わないと釣れません。
何でもそうですけどね。
仮に3日続けて良く釣れたら(こういう事はまずないでしょうけど)
他のルアーで釣りたくなります。
人間は贅沢ですね。
ところが他のルアーに変えると期待したように釣れなくなる。
元に戻すとまた釣れる。
それぐらいの力をフラッシュバックは持っているかもしれません。
使い方の要点はレポートを御覧の上、皆様鼻息荒く風を“呼んで”お出掛け下さい。
レポートありがとうございました。