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北海道某川
時間
7:00-11:00
釣り人
N.Oくん
スタイル
陸釣り・ウェーディング
天候
曇り
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
北海道レポートのつづきです。というか最終日、飛行機で帰らないといけないのですが午前中だけ釣りです。ほとんど毎時間水位 をスマホでチェックしてますが、ずーっとがっかりな水位です、1cm下がって喜んだふりしたり、、。良いのは2m弱ですが、なんとか2m60くらいまで下がって来ました。それでも狙うにはやはり多いそうで、どうしようか悩んでいましたが、とりあえず行ってみるか!ということで本流狙いです。最終日なので前日しっぽりと飲みたかったのですが、控えめにして5時起床。6時半頃現場到着という感じでした。mutuくんは後で行くからということで何となくポイントを教えてもらって僕だけ一人で川へ入ることに。で、川をみるとドドーーン!。どこにおるんじゃ魚?という河川です。という訳で手前の岸際を探るしかないのですが、よく観察 すると流れは向こう15mくらいにあり、こちらは少し弛んでます。増水で手前は木が邪魔であまり際を探れない感じなので、流芯の際を流すイメージです。前日のバラシが強烈だったので、ダブルラインにして大物狙いのサミング90cw、カラーは僕の中で伝説化?しているRH。遠投してゆっくりしっかり動かしながらのアクションを続けます。 なかなか反応は無かったのですが、一度だけ、小さくコツっとワンタッチ、“いる、いるわ!”少しテンション上がります。10m程移動して同じようにルアーを流すと、ゴゴンっとバイト、グニグニっと首降る感覚が手に伝わります、そう雨鱒です!!!、ブッシュに気をつけながらネットでランディング、と思いきやネットが小さくて入りません、ちょっと嬉しい。結局泥っぽい岸にランディング。少しスリムですが、雨鱒はカッコイイ!濁った水の中にシュッと帰っていきました。本当に圧倒的な川の風景が、釣った瞬間から忘れいく魚の感覚と混ざって何とも言いがたい気分にさせます。さて、昨日の 釣りで鱒が一カ所に溜まっているような気がしたので、まだ釣れるだろうと再びキャストし始めます。また少し移動して同じ様に流れを抜けた瞬間にグンと2匹目が喰って来ました!先ほどよりも重く暴れ方が激しい魚で、ランディングすると確かにいい体格の雨鱒です、薄紫から黄褐色に変わる色彩 に白い斑点、ただ息を飲むばかりの美しさ。でも条件が違うとはいえどう考えても昨日の虹鱒の方がパワフルで緊張感が違います(価値の差ではありません)。その魚がどうしても頭から離れず、まだ雨鱒もいるだろうとは思いましたが、ここは早く切り上げることに。し、か、し、颯爽と戻って釣果 報告するつもりが、帰り道で道に迷ってしまいました、ココドコ?。太陽も出てないし、スマホもないし、遠いけど戻ろうかと思った時に車のタイヤ跡発見。そこを歩いたらなんとか出れるかとネオプレーンウェダーでひたすら歩くこと30分以上、、、。 土手が見えた瞬間の嬉しいこと嬉しいこと。多分なんてことない河原で一人場違いな命の駆け引きを感じて、なんとか戻れました。mutuくんに釣果 報告し(爆睡中でした) オーラの様な湯気を体から出しながら次のポイントへ。川に着いても増水には驚きはしませんでしたが、最初にmutuくんが川渡りして、その後ついていこうとするとフワッと体が浮いて着地、、、怖いっす。川渡りアドバイスもらってなんとか渡っていざ!ですが、流れが速すぎて魚の反応は無し。上流のポイント目指してまあまあ過酷な藪漕ぎしたり、そこいけるっしょ?と言われてももう既に腰なんですけど?みたいな感じで釣り上がりますが、最上流まで行っても何もなく時間だけが過ぎます。だんだんと、これってほんとに端の端にいない?って気づいてきていて、藪漕ぎの時にここ良さそうだと目星つけたところをダウンで狙うことに。何度もしつこく流しているとコツっとワンタッチ。いるいる、けどのらんかった!と報告しさらにしつこく投げているとク クンと来ました!虹鱒です。大きくないですが、mutuくんがランディングしてくれることに。「そのままでいーよ」と言われているのに魚を彼の方に持っていくとポロッっとルアーが外れました、100%これは失態と言うものです。まあ素人臭い感じが楽しいなと思いながらまたしても命の危険感じながら川渡りしてなんとか車に戻り、mutuくんがでっかい声で「シュウリョーウ!」って叫んで北海道の旅は終わりました。虹鱒には全戦全敗でした。なんか僕たちにはどうしようもないことが起こって、どうしようもできないなという感じでしたが、ぐっとくる旅でした。この場を借りてmutuくん、みなさん、どうもありがとう。


lure
SUMING-90CW
釣果
2 fish
最大
70cmくらい