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福井県某河川
時間
午後
釣り人
TAKEくん
スタイル
ウエーディング
天候
晴れのち曇り
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
増水/雪シロ
福井方面に仕事のチェックヘ向かう・・・しかし頭の中はついでの釣りで一杯。そそくさとサムルアーズに寄って修理に出していたS45を引き上げる事に。社員Aは釣りにて不在。ええのー釣りも仕事ってか、なんて思いながらオッチャンの「ありがたーいお話」を聞く訳です。しかし、欲望と鼻息まみれのおいらにはその言葉の重大さに気 付いてはいなかった。そうあの瞬間までは・・・。愛車は調子良く山を越え仕事の発注先へ、あっさり問題なくチェック終了。先方がわざわざ出して下さったメッチャ熱いコーヒーを一気飲み!すると「そんな急いで、また釣りですか?」と突っ込みを入れられ赤面 する。火傷した口内を確かめながら、一路目的地。下流部からチェック!チェック!ダダ濁 り!まるで仕事せんかい!と言っているようだ。上流に行けば何とかなるだろうと山を登る。いつも秋に来る場所まで来てしまったが増水は変わらない。ほとんどが流芯と化した川のちいさなヨレを打って回る。ルアーをアクション出来るのはほんの50cmぐらいの区間で気がつくと押しの強い流れにさらわれてしまいます。秋のルートで遡上を試みるが、押しが強くて渡れない。ヨレを打って一瞬だけチェイスの繰り返 し。釣れん。別ポイントに移動し、いつもならなだらかな流れのエリアをチェック。ええ感じの場所が二カ所だけあります。一カ所目なーんもなし。二カ所目、対岸にキャスト。お帰りS45。ならばと少し立ち位 置を換え岸際を超アップで流してココン!魚はウネウネしてます。グリグリ巻きます。キッチリ口にフックした久しぶりのイワナです。今考えたら、安心と同時にあかんスイッチがONになっていたようです。その後はアップに投げて釣り上がるもショートチェイスのみ。それなら釣り下りはダウンでじっくりといったるでー。相棒S45とともに小さなヨレを打ち下る。たまにチェイス。徐々にねちっこい動きになって行くと・・・ゴツ!S45は深い淵の倒木にフッキング!さあレスキューだ。いつもなら問題なく回収出来る川ですが今日の流れは魔物です。腰まで浸かるも身動きが出来ません。回収棒片手に腕まくり流れと格闘しながら数分。フックに絡んだか?と思った頃、足下の石がゴリと動く!イカンと回収棒をピックアップするも相棒S45は川の中。ラインブレイクです。ホンマ死ぬ かと思いました。帰りの車で不 意に思い出すオッチャンの言葉「熱なってカーッとなったらアカンで」。この言葉、肝に銘じて生きて行きます。ところでこんなおいらですが、S45ご準備頂けますでしょうか?

lure
S45
釣果
1 fish
最大
25cm


熱いの飲んで人の前で吐き出すわけにもいかず、
一人なら吐き出すことも出来たのに可哀想に
喉も火傷して、、、。
渓流は対岸の枝や岩がルアーに食いつくから回収用の道具が必要ですが、
これを持っていても回収できないと
ロストの悲しみでヘナヘナとなって意気消沈してしまいます。
渓流釣りで恐いのが熊の次に恐いのがロストです。

ノータリンクラブの山本素石さんが愛知川(多分)の上流で
猿の群に出会って恐い思いをされた話を読んだことがあります。
三番目は猿か野犬でしょう。
猪はどうだろう?マムシもいるな。
そして別格は人間かもしれませんなあ。
ありがとうございました。