9/25〜28
Lake Biwa
時間
終日
釣り人
太刀川吉之さん
スタイル
陸釣り・ウェーディング
天候
晴れ
気温/水温
30℃/℃
風向き
主に北〜北西の風
水面状況
凪ぎ〜小波
ズババババーン!!!太刀川です〜。毎度、御世話になります!おととし、昨年と、第3回!この度の琵琶湖遠征も、皆々様には、大変ご面 倒・お手数おかけしました。心より感謝いたします。本当に有り難うございました!!!東京の地元を始発で出発。初日まず、京都にご挨拶にお邪魔しました。 少し見慣れた風景を歩き、川の鯉を見ながら橋を渡って、サムルアーズに到着〜。 社員Aさんが会社におられて、今回も御世話になります、とご挨拶。しかし、山岡さんの姿がない!!!う、う、う。ありゃーっ。やっぱり、ご病気なのか、具合悪くて奥でお休みされてるのかな、と、しばらくすると、聞き覚えのある、お声。『来たか〜!』二階からいらっしゃった。良かった。お元気そうだ。これで一つ心の荷が下りた。具合がきっと悪いに違いない、と自分は思っていた。本当に良かった。 まぁまぁお元気そうだ。午後から、釣りに同行して下さった。出発前、会社の外で、山岡さんがおっしゃった。『この風はええぞ。これは釣れる風や。』 山岡さんの、このお言葉で、僕の頭の中のFLASHBACKは湖波の中、 デカバスに喰われ、フッキングした。簡単に言えば、期待は更に高まった。山岡さんと社員Aさんと琵琶湖へ向かった。初日午後〜日暮れまで、山岡社長様&社員Aさんにお付き合い頂き、数カ所ベストなポイントへ数カ所案内頂き、フラッシュバックやFBベイベーを打って歩きました。しかし、ここは良い!と思われる場所では、ハスが勢い良くバイト!!ハスのプチ連発。それにしても、高活性、獰猛、良いバイトだ。何とか自分もバス小さいながら貴重な一本。ベイベーワカサギにて社員Aさんに釣らせて頂きました。本日の最終ポイントでは、お見事、山岡さんがフラッシュバックで 良いサイズ!つい、羨ましい目で見てしまった。良いバス・・・つ、釣りたい。結果 ハス多数、バスは1匹。時間が来て、終了。宿前でご挨拶して、お二人をお見送り。実は、この日の山岡さんのやり方・考え方を、勉強させて頂いた結果 、今回の釣行の大きなヒントを頂戴し、自分の単独行動時の釣りの結果に。ウィード帯でのサミング70等の使い方。バスのポジション。なるほど。理にかなった使用法、頭の中に釣れるまでのイメージと確信を持てました。山岡さん、有り難うございました!(効果 絶大)初日夜はkeybohさん。次の日の夜は、石川番長様いや、番人石川さん。三日目夜は、またまた社員Aさんにお付き合い頂くという豪華ガイドでした。毎年毎度、至れり尽くせりの接待を受け、自分は大変な幸せ者。終始、月明かりMAXピカピカ、湖波キラキラ、星くっきりの夜、インレットの水量 少なし、ベイトもあまり寄っていない。こんな大変厳しい状況のナイト、皆様個人なら、まず避けるでしょうし、行かないだろうと言う日の連続だったでしょう。いや、まさに渋すぎる超厳しい状況でした。手も足も出ない夜、とはこの事。曇ってさえいれば・・・。申し訳ない。自分の日にちが決まってるだけに、精一杯やり切るのみ!トコトンお付き合い下さり、助かりました。相当釣りにくい日にも関わらず、心より感謝致します。この場を借りて最大のお礼を申し上げます!!! 初日夜は、初対面のkeybohさん、これまた良いお人柄の方、釣り場・ポイントの説明、やり方等、丁寧にガイドして頂きました。東京から、とんでもなく変な奴が来たと思われたでしょう、変さは抑えたつもりだったのです。太刀川さんの仕事は、『物書き』かと思ったと。どちらかというと、正解です。本職は違いますが。冗談さておき、サムルアーズのレポートに登場されているユーザーさんの中でも、デカバスハンターのお一人である、keybohさん。やはり、レポートで拝見させて頂いてる通 りのルアーの使い手、さすが、ご自身ならではの、熱いセオリーを持ってらっしゃる。シーズン・シーズンのバスの動きを把握し、状況に合わせ狙い方を変え、良いコンディションのデカバスを多く釣る方のお話は、普段聞けません。大変参考になります。移動中の車の中でも話は尽きず、他にも沢山の有意義なお話しが出来、大変貴重な時間を過ごさせて頂きました。頭をひねり、状況を見つつ、BESTな場所へあの手この手で場所移動をしてくださり、行けども行けども、魚っ気が有る所、飛び出してくれるのは元気なハス様のみ。かなり実績の高いポイントばかりにガイド下さいましたが、一等地にハスの陣取る所、バスは不在・・・。とうとうバスは回ってきませんでし た。最善を尽くして下さいました。本当に有り難うございました!!! 二日目朝、体力温存のため、しっかり寝て遅く起きました。(少し寝坊) バフッ!!ブハッ!!バッシャーン!!モッコン!!水面が割れる。水飛沫が飛ぶ。本気で喰わせる。ペンシル大好きな自分。今日は、少しはバスに多めに喰わせたい。フラッシュバックの本当の意味・フルキャストと使い方は琵琶湖で教えて頂き、覚え、河口湖でも応用させて頂いています。頭の中にあって気になっていた場所にまず行きました。水の動きのあるウイード帯が濃く、結構続く場所。バスもベイトも隠れる場所もあるし、時間帯により、シェードも近くにある。風は吹き方強くはなく、日差しは強かったので、Jr.ゴースト銀黒選択。大きくはないですが、コンスタントに5本。ボイル有り、ベイト小魚が、沖方面 でも、キャストが届く手前の範囲でも。着水同時バイト2回。反応良好。 バス君達が、ある場所に向かって、食い気満々で入って来ている気配ムンムン!で、一時的に風+波うねったのでアピール強くしてみようと、ファットサムラトル銀ブナにしてみて、2投目にバス1本追加。基本全て速めのドッグウォーク、 時々分からないくらいのポーズ意識しました。しばらくして、気配消えて、パッタリ無反応、移動し、遠投が必要な場所、風も吹き出したのでフラッシュバック。で、4本。変化の少ないような場所も、意外と見落とすような、ちょっとした 変化で喰ったり、同じ場所でも風が吹いたり、風の強さや向きによって、バスの反応が変わった。フラッシュバックが活躍する時は、大抵風が強め。着水まではラインは比較的張っている。 着水前に竿を引き、立て、着水前にリールクラッチを入れ、 立ち上がり、動き出し、浮くまでのタイムラグは気をつけました。極力、直下にウィードがある時も掛けないようにしました。太陽カンカン照りの中。サイズは贅沢言いません。上出来でした。ハス数発連発。写 真撮る前に逃亡のバス数匹あり。全10本。 二日目夜、石川さんも時間をひねり出して、急遽駆け付けて下さった。今年も有り難うございます。お会い出来て良かった。 可能性のある場所を可能な限り回って頂きましたが、 状況は厳しい!としか言いようがありませんでした。インレット1等地には、魚っ気有り。ハス様!良い喰い方!去年、石川さんに40アップを釣らせて頂いたポイントでは、水面 ゆーっくり只巻き引き波、同じルアーコトカスMピンクで 今年も良いバイト!!ただ喰い方は、なんだか『ヌモン』とした。 フッキング!なかなか引き込むファイト!『ヌン、ヌン』 すぐに、ハスでもなく、バスでもない魚、と自分なりに感じ取れたので、 石川さんに、『まさに、この暴れ方は・・・?』と、質問。これは、ナマズでしょう、琵琶湖での初ナマズさんとの遭遇、47センチ!!! これも嬉しかった。実は、石川さんが予言していた。 『たぶん、そこはナマズが喰います』と。さすが!!そして、石川さんとの二日目夜のラストチャンス。残しておいた 最後の頼みの綱のポイント、アタックチャーンス!実績の場所も、な、なんと。先行者有りで、断念。いかに頑張っても、手も足も出させてもらえない!いくら努力してもダメな事があるのです。 またしても夜の部、撃沈。残念!!!まぁ、これが自然・生き物に相手をしてもらう釣り。琵琶湖=バス爆釣のパラダイスと思っている関東の人は多い。そんなわけないのである。自分はそれを知っている。今年も良い時期は、秋が深まればきっと来る。去年石川さんは、僕の横で良いバスを。宿に送って頂き、整理翌日の準備をしていると、午前3時頃、前年に引き続き、石川さんから、 タイトル『やっちまったメール』!!!今年は帰り道に。 内容→『ゴメン、寄り道したら釣れてしまった、ペコリン。』と共に添付された、立派な体格の40センチ捕獲の画像!!!健康な良く肥えた、かなり良いバスでした。さすが!参りました!!!この刺激で、自分の良いバス釣りたい心は 更に加熱ヒートアップ。自分は、メールの返事に『朝から昼バス35オーバー目標で行きます』と書いた。現状から言えばハードルは高い。フレッシュ感漂う、回遊モノの 模様の薄い、色白銀ピカの肥えた良い体格の昼バス目標になりました。翌朝、三日目スタート!昨日の午前中の場所に行ってみるも、先行者有り。だいぶ叩かれたと見て、後回しに。昨日深追いしていない 場所を少し細かく打ちに。フラッシュバックでウィード帯を打って歩く。ハスが今日も元気で続く。バイトの勢いが凄い。バスは出てこない。水面 系Jr.やファットサムに変えても変わらず、足も手も出ない状況と判断し、潔くサミング70SPの地味系カラーで水中を逃げ回ってみる事に!大きく作戦変更。今までの自分のサミング70SPの操作は、もっと遅い只巻きか、トゥイッチか激しいジャークと、こり固まっていた。ちょっとした事ではない。 これは、大きな差となった気がしている。ルアーが違うキャラになった。 チョイ速只巻き・時々一瞬ポーズ。根気良く、ウィードの形・長さの ちょっとした変化や切れ目に打って歩いて、反応をみる。コ、コン!! 何とか本日のバスをカワアユカラーで。綺麗なバスだ。サイズじゃない。 同じように速めに引くと2本追加。パターンはこれで合ってると判断、 続けると、キャストして動き始めに4匹目が『グン!』と喰いついてくれました。 大きくない割りに良く引くので、元気だなぁ、太ってるんだな、と思ったら 上げてみて計ってビックリ!!37?もあるじゃないですか?!!! 湖の大きさと、ピーカン晴れの太陽の暑さに、サイズ感覚マヒ。 昨日のメールで決めた35?オーバー目標、達成!!!やった! 良い喰い方、太めの良い魚に、一安心。11時40分のお昼チョイ前。 太陽ほぼ真上。暑かった・・・。ポカリとお茶を何本か飲みました。 水面系を一時的に見切り、水面下を黙々と地味に、 山岡さんのやり方を真似、参考にさせて頂きました結果 です。 有り難うございました!少し調子が出て、その後は、場所移動、 良い風の良い波の水通 しの良い所を見つけながら、ウィードの変化を狙って、 フラッシュバックで3本。午後2時過ぎ。食事休憩に入りました。 この晴天ピーカン太陽ビシビシに、37?昼バスは上出来でしょう!と、 社員Aさんにメール。上出来やで!、と返事頂きました。この日全7本。 三日目夜は、社員Aさんが来てくれ、やはり最善を尽くして頂くも、 何やろうと、どこ行こうと、ルアーを喰うバスのほぼ姿なし。 かろうじて一本、お気に入り実績のコトカスMプロップピンクで。 ある場所では、跳ねる音、喰う音少ししてましたが、甘かった。 今回の釣行で、貴重な夜バス。不思議でした、こんなにパタッと。 月明かり水面 キラキラ、あの手この手で、ハスは複数キャッチ。 やはり、今回夜は、いくら頑張ろうと、テダテナシ。つき合って下さって、 こんな状況の厳しさに申し訳なく思います。有り難うございました。 こんなに厳しい夜の琵琶湖は初体験。逆にこれ以上厳しい夜は、ないか。 いや、きっとハスさえ釣れない夜もあるでしょう。良い経験だったかも知れません。 バスは、月明かりコウコウ・太陽ビシビシ・どっちが食欲無くすか、 分かったと言うことで合ってますか?嫌われ度、今回は月の勝ち。 または、ベイトが月夜には目立ち危険で動かない?喰いにくいのか? 食事場所が変わるのか。月が低くなるまで待つのか?色々思った。 なぜ、そんなに嫌いか?バス君、明るすぎる月光は。聞きたい。 最終日、好きな釣りで燃え尽きようと、ペンシル総出。まもなく、 フラッシュバックで6連発バハッ!と出させるも、そのうちの一本しか 乗せられず。なんてこった。バスの活性は高い。午前のある時間帯、 この数日間ほぼ同じ時間に、ベイトの群れについたバスが入って来た。 ボイルが、数カ所でしばらく起き、銀色に光る小魚が水面 を飛んで、 逃げたり、喰われたり。明らかに食事タイム。沖も手前も。 この時間だけは、とにかくキャスト。来る範囲は、少しは分かってる。 6発出たうちの、一回はボイル打ちして、『ボッホッっ!バーン!!!』 と明らかにビックサイズ。速くもなく遅くもなくしっかり合わせているのに空振り。 今思えば、速かったかも。乗せられず。放心・・・。トホホ。これを獲りに来たの に。 今までに、見たこと無い規模のデカイ水飛沫でした。これが獲れてたら・・・。 いつもなら、もう少しは乗せるのに。食いが浅い気がした。(未熟・言い訳) 次回リベンジします。その後、あがいて、あちこち可能性有る所打ちまくりで、 フラッシュバックで3本追加。本日全4本。終了。 燃え尽きて、宿のベンチでしばらく放心。完全燃焼。 午後2時には部屋に戻り、帰りの準備。 今年も、やり切った。 最後に、今回、沢山喰いついてくれました、『ハス』について思った事。 『Walton』vol.1の表紙になっている、アバロンチップ・フラッシュバックを がっぷり喰った、相撲取りのような立派な『琵琶ハス』。獰猛な顔つき。 今回、本来バスに居て欲しい場所ほぼ全てに、このお魚さんが陣取って おられました。琵琶湖のハスの気力は、まぁ凄い。正直驚きました。 数回釣った事のある河口湖のハスと、琵琶湖のハスを同じ水槽に飼ったら きっと河口ハスは、色々な面で泣き寝入りするだろうと思った。強い。 本家のハスは、こうなんだ、と良い経験となりました。 こんなハス連発の経験はした事がなかった。 今回の釣行で、ハスのルアーを見つける能力の高さ、一度追った者への執着、 あきらめない根性。ハスの追尾・バイト・数匹で取り合うシーン・遠くからでも 水飛沫を上げ、勢いよく飛びかかるような突進。観察すれば、するほど、 獰猛・どん欲な性格だ。このフィッシュイーターのペンシルへの反応は凄い。 また、ハスか。たかがハスと思ったらそれまで。されどハス。この魚も、 琵琶湖が育てた大事な一員、魚食性魚の極み『ハス』のアタックを堪能し、 そこに琵琶湖での生存競争の厳しさ・激しさ・生きていく命がけを感じた。 のでした・・・。 憧れの地、琵琶湖。ドデカイ湖、広大な景色広がる湖。 帰りの電車の窓から遠ざかる琵琶湖、また来たい。 必ず来ると思った。4日間とは、こんなに一瞬の事かと思った。 まさに、あっという間に過ぎてしまった。 集中して釣りが出来、無駄な時間は一つもなかったと言うこと かもしれません。 お礼&もう今帰ります〜。と帰りたくなさげ未練メールを、 社員Aさんに送信。『また、11月においで〜』とお返事。 お陰様で最高な時間を過ごさせて頂きました。 また懲りずに伺わせて下さい。本当に有り難うございました!!! 皆様皆様、又よろしくお願いいたします。失礼いたします〜。



残りの写真は後日追加致します。

lure
FLASHBACK
FB65
suming-70SP
Fat sum
Fat sum Jr.
cotocas medium prop
釣果
バストータル 23 fish
ナマズ 1 fish
ハス 多数
最大
37cm