6月某日
ポーランド某所
時間
12:00-21:30
釣り人
N.Oくんご夫妻&M家ご夫妻
スタイル
陸釣り
天候
晴れ
気温/水温
9-23℃/℃
風向き
水面状況
どうもです。ウミマスはとりあえず達成したので次はパイク!を狙いにポーランドへ行ってきました。前回同様M家夫妻とウッシーさんとの釣行です。ドイツから電車で揺られて約1時間半程でポーランドへ到着、M家夫妻の情報ではポーランドのシュチェチンは地獄感漂っていると聞いてましたが、確かにそのような雰囲気がプンプンと漂っております。駅で変なおじさんに話かけられますが怖いのでとりあえず知らんぷりしたり、遊魚券買う郵便局で話しかけられたおっちゃんが酔っぱらってたり、、 。駅前のベンツのタクシーも妙に薄汚れております。しかしその地獄感とは裏腹に?今回実は最強の釣り道具を入手することになりました。そうです、車です。先ずはレンタカーを借りねばと駅前のレンタカー屋さんに行きますが、オートマチック車が無いとのことで(今回僕の国際免許がまだ届いておらず仕方なくATなのと、M家くんがEUで初めての運転なので用心のためです)別のところを紹介してもらったりしましたが、結局隣町まで行って借りることに。すでに昼過ぎ、日差しも強い。地図も入手し、さてどこに行きましょうかと、少し郊外の川を狙って移動します。右車線とこちらの意味不明な交通ルールに翻弄され、運転マナーは日本に比べて格段に良いものの、優先順位はきっちり主張する運転に悩まされながらなんとか到着。読み方の分からない地名で脳みそが混乱気味ですでに疲労気味ですが釣りの準備をするとだんだん盛り上がってきます、だってヨーロッパ釣行ですから。川のそばにある可愛い家のおばさんに(英語ドイツ語不可)ここで釣り出来る?と聞いてみると上流に行けとの指示、本当でしょうか、、。言われるがままに川を釣り歩いていくと日本とは形の少し違いそうなウィードのある池に到着。色々投げますが小さな魚(おそらくパーチ)が泳いでます。狙いのパイクの反応はなし。小川で釣っていたウッシーさんのチャンクに魚の反応があったそうな。元の位置に戻ってまたおばさんに会ったので、釣れませんでしたと伝えると、こっちから上がっていくのだと、ルートを指南されました、なるほど。そちら側から釣り上がると大きな池があります。そしてインレット側でM家くんがパーチをゲット!これがあの釣具屋にいたあの魚ですかと写真撮影、ヒレの色が綺麗です。テンションも上がり僕はウィードの濃いところに移動して、ウィードの切れ目を狙うことに。日本人の勝手な妄想と欲望でパイクはトップで釣れるイメージが出来上がっていたので、大好きなコトカスMを迷わず選択、色もド派手が好きでしょう、きっと、、。ウィードの上をちょこちょこしますが反応なし。いい風吹いてるし釣れるはず、とちょこちょこ動かして、切れ目に来たら潜らせてトゥイッチして水面直下でコトカスを動かします。そして3投目、切れ目を過ぎたあたりでズンと重みが乗りました。ウィードに潜られないように竿を立てて対応すると水面で大暴れ!youtubeで見たあの魚の暴れっぷりと同じ、そうですP・I・K・Eです!!!youtubeと同じくハードロックが似合いそうな興奮具合です。M家くんたちに釣れたと伝えて足場が少し高かったので手伝ってもらって無事ランディング。64センチでした。口の中が凄いやら上から見た姿が可愛いやらなんやら言いながら記念撮影。ウッシーさんに見せたいと思って魚を持って走って駆け寄っていくと、ルアーを引っ掛けたらしく、おばさんに手伝ってもらって回収し何故か犬も交えてハイテンションで盛り上がっていたので、そこにPike持っていって外国で訳のわからん新喜劇みたいなことになるべきか一瞬悩みましたが、魚のことを考えてそっとリリース、、、。さてその後はあれこれ手を尽くして池を狙いますが結局横の川で小さな魚がサミング40cwに食いついてきただけでした。お昼ご飯食べて色々移動しますが初めての場所でなかなか思うようなポイントに辿り着けず、途中異常に臭い水溜りを通らないとたどりつけない釣り場や、ポイントに到着すると現地のカラフルなTシャツ来た若者たちが睨みを利かせているポイントとか、廃屋のレンガを自転車で拾って往復しているおじさんのいた荒涼とした川とか、かなり右往左往してしまい気がつけば夕方。以前M家夫妻がザンダーを釣ったとかの橋脚下に移動。結構な餌師達が釣りをしています。日が傾いてきて周りのルアーマン(ダウンショットのワーム)も釣れてないみたいです。何となくその場の釣り人全員に釣れないムードが漂ってきたところで現地の釣り人が話かけてきました。シャイなポーランド人には珍しく何故か陽気な彼と身振り手振りで話しているうちに妙に盛り上がってきて、スマホで撮影した彼の動画16分の大作を見ることになり少々焦りましが、ワームを水面で早引きして釣れる魚の動画が興味深かったです。そして大物をつり上げる瞬間にカメラが倒れたようで2人で爆笑、ポーランド語わからないけど楽しかったです。結局この場所では釣れずで納釣。早起きしたので今晩は美味しい現地の晩ご飯と思いきや、こちらの夕暮れは22時ぐらいなので、すでにほとんどの店は閉まっており、某フライドチキン屋さんにしかたなく入店、チェーン店とは思えない強烈な辛さと油がキツく、泊まったキャンプ場のコテージは何故か下水の臭いが強烈というかなり地獄な感じで、お昼に釣ったパイクのことも忘れて身も心もボロボロ。そして一瞬で眠りについて初日は終了でした。つづく。





lure
cotocas medium
suming-70
suming-40cw
釣果
パイク、パーチ他 3 fish
最大
パーチ 64cm

ポーランドと聞いてまず思い出すのは
映画”地下水道”と
ナチスの戦車と勇敢に戦うポーランドの騎馬兵の姿です。
臭い水たまりと下水道は困りますが、
文章と写真から察して日本のように忙しない感じが漂わない、
僕には暮らしやすそうな気がしました。
写真の水を見ると何かが釣れそうな気がする。
未経験の釣りは面白いことでしょう。
ありがとうございました。