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高原川(支流)
時間
5:00-16:00
釣り人
saddaさん
スタイル
ウェーディング
天候
晴れ
気温/水温
26℃/15.7℃
風向き
水面状況
本河川今シーズン最後の週末。もう行くっきゃない。ただ現況を考えると行く場所が決まらない。暫く雨も無くどこも期待値は低いし、何より今年は根拠と自信がないシーズンだった。さらに前日出撃した若きホープより好釣果の報告がありますますプレッシャーがかかる。もういろんな想いはさっさと振り払い、ここは潔く、シーズン最終は結果に拘らず納得いく釣りをしよう。そう決めて選んだ高原下流部。ちょっと新規開拓したい場所がある。馴染みの支流スポットから打ち上がり難なく小ぶりながら婚姻色がしっかり出たヤマメを数匹キャッチ。もう秋の雰囲気だ。そしていつもの堰堤を丁寧にサミング50で打っているとバイトと共にサムスティックのティップが差し込まれる。しかしファイトはそれほどでもない。慎重にいなし無事にキャッチ。痩せてはいるものの本日最大の尺イワナ。しかし今日はここで終わらない。堰堤際の石積みをよじ登りさらに川を上る。実は既に今日のパターンは完成していた。S45よりは50の方がバイト率が高い。光り物はダメ。かなりスローに小さく掛ける。魚のフィーディングにも傾向があり、このロジックを組み合わせれば結果が出る。いよいよ新規区間に入る。早い瀬から岩盤に当る流れ。50を少し潜らせ抜いたまま岩盤下へ送り込む。少し掛けてサミングを浮き上がらせると、大きな魚影がルアーをひったくる。これはデカイ。流れに乗られ瀬をまたぎながらも落ち着いてキャッチした魚は早くも秋の装いを纏った尺イワナ。これはいい魚だ。パターンが掴めれば再現するだけ。まあまあのサイズを数匹追加しこの谷を後にする。ラストはどうしても行きたかった谷。それはこの河川の最上流部だ。車で約1時間程移動し初めての谷に突入する。初っ端から大岩をよじ登ったり岩壁をへつったりもはやアドベンチャー。やっと見つけたいかにもな重い流れ、今日のパターン通りに50を送り込むと理想的なバイト。これも大きい。無事にキャッチした魚は泣き尺イワナ。夏はサイズも良いしこの魚は非常に美しい。さて今期のエンディングはどうしても行きたい場所、装備を落とし約1時間強ひたすら山道を登る。やっとの思いで着いたこの場所は思ったと通り素晴らしい。しかし魚は出て来るがなかなかバイトに至らない。堰堤の直下、緩い流れから分流となっているスポット。白泡に50を放り込み掛るまで待つ。掛った瞬間に少しシェイクするとバイト。今度は乗った。小ぶりではあったがまさに源流イワナ。疲れもピークに達しこれが達成感に変わったところで今期終了とする。帰路は雄大かつ美しい自然を背中に下山する。今日の釣行は自分の人生にとって記憶に残る素晴らしいツアーだった。今年も沢山勉強になった。来期こそは設定目標を達成したいものだ。



lure
S45cw
suming-50cw
釣果
イワナ 6 fish
ヤマメ 4 fish
最大
32cm

高巻きやへズリ、命がけの源流釣行じゃないですか。
ヘルメット被らないと駄目ですよ。
これで釣れなかったらさっぱりですが釣れて良かった。
行った甲斐がありましたねぇ。
釣れなかったらどんなレポートになっていたのでしょう。
50cwのアバロン少々作っています。
ありがとうございました。