Flat sum Concept & How to use

フラットサムはダイヴィングサムと同様に水面 下に於けるアクションを重視して制作したペンシルベイトです。
フラットなボディーにもかかわらず飛距離、飛行安定性は申し分無く、向かい風、横風をもろに受けるような状況でも安心してフルキャスト出来ます。
フラットなボディー形状から生み出される動きは、通常の丸（又は楕円）味を帯びたペンシルベイトが生み出す動きとは全く違ったアピール力を備えていると言えるでしょう。
円筒状のルアーの場合、側面に光るハイライトは線状になりますが、平面に近い側面 を持つフラットサムは光る範囲が面状となり、この事がメリハリの利いたフラッシング効果 を生み出すことを可能とします。
これは使用者にとっても対象とする魚にとっても魅力的であり、実際のフィールドテストに於いてもその結果 が現れてます。
フラットサムは水面で軽く水しぶきを上げながらの平打ちドッグウォークが行え、比較的簡単にダイヴィングの体制に入ります。
そして水中では大きくヒラを打ちながらの艶めかしいスライドアクションを演じます。
中でもこの水中での平打ちスライドアクションは“制作者のサム山岡本人でさえ驚くほどの魅力”を備えています。
そしてフラットサムの浮力設定は、その魅力ある動きを最大限に引き出すよう調整されています。
悪条件下での視認性（水面上）は悪いかもしれませんが、フラットサムのフラッシング効果 は水面下に泳ぐ自身の存在を強くアピールします。
また、フラットサムは波や風がある時の使用を想定して制作し、そのような中で最も力を発揮するペンシルベイトだと考えています。
フラットサムはペンシルベイトの新たな可能性を広げるモデルとも言えるでしょう。

※悪条件下での御使用前には平水時にその動きの特徴と使用感を確認しておくことが理想的です。