2014/7/29
FUNA MINNOW CW


“予定遅れもええ加減にしてや〜”

との声も事実耳に入っておりました。
大変失礼いたしやした!
遂にリリースの日がやって参りましたこのアイテム、

“FUNA MINNOW CW”

最速のリリース予定では昨年秋ってところでしたが、
様々なアイテムのリリースが重なって遅れに遅れ、
遂には年をも越してしまいましたが、
まぁそこまで遅れたんなら夏リリースでもエエんちゃいますかと、
開き直って今に至りました。

その分かなり満足な出来になり今回のリリースが楽しみでなりません。
ハンドメイドモデルに勝るとも劣らないレスポンスとパワフルな泳ぎ。
扱い易さも抜群と言えます。

比較バルサモデル

飛距離や泳ぎに関してはほぼ互角と言えます。
“ほぼっ”て言うのが微妙やな〜と思われるかもしれませんが、
双方とも多少は個体差もありますし、
その程度だとお考えいただいて差し支えないかと。

比べて差が出るのは耐久力とお値段ですか。
こればっかりは諦めて頂くしかないのですが、
そりゃあもうバルサモデルの方が耐久力があります。
ハンドメイドはワイヤー貫通 、
一方の8ピンが埋め込まれているだけですから。
しかし、これまでのCW系アイテム同様、
通 常の使用レベルにおいては問題御座いません。
その代わりコーティングの破損により
内部に水か進入するバルサボディーとは異なり、
CWモデルには浸水の心配が御座いません。
よってチューニングシンカーなどにより
自分好みの調整も目立たせずに出来る事でしょう。

あとはもう価格の問題。
サム山岡ハンドメイドの約1/4であることを考慮すると、
十分と言える価値があるでしょう。
故にスタメンでのご使用はこのフナミノーCWにお任せあれ!

しかし、どうしてもハンドメイドフナミノーで釣りたい!
という場面 が訪れたときは勿論ハンドメイドを使ってやって下さい、
飾りのつもりで作られた物ではありません。

そして、ハンドメイドをお持ちでなく、
発泡樹脂モデルをお待ち下さっていた方も多いと思います。
ハンドメイドの1/4と言えども高価でありますが、
フナミノーの性能を存分に体験していただけるでしょう。

それじゃあちょっとサンプルモデルの釣果 なんぞを御覧頂きつつ。

記憶に新しいのはシンプルの番人“石川さん”の釣果でしたが、
“そろそろリリースなんでよろしくお願いします”
とお話ししましたら、
その夜の内にこの50アップ 。

無理矢理と言えば無理矢理なんですが、
結果 としては正解だったのだと思います。
そんなに簡単に結果が出るほど琵琶湖は甘くありません。

それ以前にも同サンプルモデルにて40UPを釣って頂いています。

こちらも良い魚です。
浮力が強かったのでチューニングを施してありますが、
動きとしては製品版の方が良いのではないかと思います。
微妙ですがリップの取付位 置も製品版とは異なります。

下の魚はミスターフナ様と呼んでも差し支えない
フナミノーの使い手S.Kくんの釣果 。

彼にしてみれば満足のいく魚ではなかったでしょうが、
ハンドメイドモデルからの移行もスムーズだった様子。
ビッグフィッシュにお気に入りを連れ去られることが多い彼の場合、
かなり重宝する戦力になることは間違いないでしょう。

そしてこちら長期休暇中かな?のmoa。さんの昨年釣果 の一部。

こちらのサンプルモデルはかなり初期型です。
確かチューニングも施してもらっていると思いますが、
良い魚を釣ってもらっております。

只、予想外だったのはスモールサイズの好反応。
正直のところ20センチ以下は殆ど食い付いてこんだろうと思っていたら、
スモールサイズも良く釣れたようです。

この日は活性が高かったのかもしれませんが、
この魚達の反応の良さは、大きな自信になります。

ニゴイにも好かれてるんだから言うこと無しです!

さてその他オマケの衝撃映像(MAV飼育池バイトシーン)を!
といきたいところなんですが、
実は撮影ミスしておりまして、画像が残っておりませんでした。
バッコンバッコン食い付いてきていたので
これは楽しい動画をお見せ出来るな〜
とニヤケながら撮ったつもりがボタンの押し忘れか?
ミスに気が付き、もう一投を!とお願いしたら、
既にリップがもぎ取られておりました・・・・
フック無しはアリだとしても、リップ無しはアカンでしょう。
申し訳ない!下の写 真でご勘弁を!

さて、バルサモデルのリリース時に殆ど書き尽くしたと思いますが、
基本的な使用方法を改めてご説明いたします。

基本は投げて巻くだけ

気を付けなくてはいけないと考えるのが、着水に関してです。
“出来る限りバランスを崩した着水?”
要はフラットサイドで腹打ちする様な着水が理想だと思っています。
この時の着水音が集魚作用となり、
その後のバイト確立を高めている様に感じます。
理想的な着水を生み出すコツとしては、
着水の直前に強制的なサミングコントロールで失速させ
水面 に落とす(バランスを崩して側面落ち)感じです。
また、風のある時などは気にせずとも良いでしょう。

巻くだけ以外の使い方

リトリーブに関しては、
ナイトであれば水面 及び水面直下をゆっくり巻くだけ。
チューニングによって微妙なレンジを狙い打ちしてもらうのも良いです。

今回はそれ以外の使い方をご紹介します。
昼間の水面 系アイテムとして使用するなら、
ピンスポットでヒラ打ちさせてもじらせるのも効果 的です。
かなり水深があるところでも
存在感のあるアクションが効果的に魚を誘い出すでしょう。

初冬にたまにある凪の日なども狙い目です。
じっくり誘い出すと大物が反応してきます。
勿論ポイントの正しい選択あっての反応ですが。

琵琶湖ならでは

そして最近になって効果 的だと気付いたのが、
荒れた日の水面での使用です。
ファットサムやその他のペンシルベイト、フラッシュバックなどを
いつもは使用している訳ですが、
強風時は風にあおられたラインがルアーを引っ張り、
思うように操作できない事も多々あります、
そんな時にこのフナミノーCW!
まず飛びが十分なので強風時でも比較的キャストしやすく、
着水後はリップの抵抗で無駄 な移動が無い。
また、目立つカラー(ブルーギル以外)は視認性も高く、
意図した操作が容易い。
荒れた湖面 でヒラ打ちアクションを繰り返せば、
良い結果が出るであろうと想像します。
(ポイントを間違わなければ!)

あとは川のシーバス狙いにも理想的でしょう。
潜らせて使うってのはそれ程の効果 があると思っていませんが、
アップクロスにキャストして、
流しながら水面ヒラ打ち・・・“ボカン!”でしょう。
その他干潟のシーバス狙いも悪くないでしょう。
(やつたことないけど・・・)

SPEC

Length : 95mm
Weight : about19.5g
HooK : #4
Ring : #3
Price : ¥2800-(税別 )

サム山岡の一言

皆様には鮒に見えるかどうか知りませんが、
僕は鮒ルアーとして作り始めました。
時は西暦1989年であります。
サイズ違いでフナミノーを数種、
最大では全長15センチのタイプも作り始めましたが、
これはある理由で制作途中で中止。
その他はフナバイブレーションも作りました。
今回のフナミノーCWは、
ハンドメイドで製品化されたフナミノーの
大きい方を発泡樹脂化しました。
このサイズは少し大きいような気もしますが、
小物も好きなようなので問題はないでしょう。
大きな問題は僕が釣らず釣れずで他の人が釣ることです。
僕以外とすれば貴方も釣れる。
間もなく夏も過ぎ去り秋がやってきて
荒食いの季節がやってくるかもしれない。
その為にFUNA MINNOW CWを御用意ください。
今からレポートが届くのが楽しみです。

“FUNA MINNOW CW”
サムルアーズショップにて7/30夕刻発売開始!!
(お一人様各色1本までにてお願い致します)