2015/10/28
NEW suming-50cw


2015 秋の新作

毎度お世話になっております。
本日はお久しぶりの新製品ご紹介となります!

かなり以前からちょくちょくと登場しておりましたこちらのアイテム

NEW suming-50cw

が、お陰様で間もなくリリースとなります!

初の発表は宮城アングラーズヴィレッジさんでのイベント、
そして、製品完成後初の発表は上州屋滋賀栗東店さんでのイベントです。

まぁ正直のところ、
皆さんからの反応は“ウッス〜イ”感じでしたが、

我々が思うに、その内に皆さんのルアーローテーションの
中核を担うアイテムになっていたりして・・・と。

侮ってはなりませんよNEW suming-50cw!

動きの継承+安定感&安心感

さて、旧モデルsuming-50cwは数年前から生産を休止しておりました。
その理由は、生産効率の悪さと製品安定性の不足とでも申しましょうか。
常に最大限に品質を保ち商品を送りだしてきてはいましたが、
どこか納得のいかないままだった事も事実です。

しかし、そんな我々の思いとは裏腹に、
色々な方面から再販希望のお声も頂戴してました。
小粒のアイテムながら、思いのほか扱いやすく、
多魚種に活躍するアイテムだったからかもしれません。

当然といえば当然ですが、サム山岡も愛好家の一人で
琵琶湖のタフな状況下において結構多用していて、
ヒットする魚の多くは小バスでしたが、
時には50アップも釣り上げていました。


(写真奥が旧suming-50cw、手前が新型)

そんな中、近年サムルアーズにも新素材を採用する流れが生まれ、
FRANK SUM CW microやS45cwのリリース。
その流れに乗って今回はsuming-50cwに挑戦しました。

前の2作の経験から
かなり理想的な性能を得られるとは思っていましたが、
コストパフォーマンスを除く?
様々な面において旧モデルを凌いでいると感じています。

唯一比較し辛い点としては、
旧 suming-50cwがスローシンキングモデルだったことに対して
NEW suming-50cwがフローティング仕様であることでしょうか。

発泡素材を利用した場合は比重の調整が難しく
浮力や沈下速度にばらつきも出ますので、
使う側が個々のルアーに余計な気を遣わなくてはなりません。

まぁ時には自分にピッタリのsuming-50cwに出会うって事も
あるのかもしれませんけど・・・

で、今回何故フローティング仕様にしたかと言えば、
“フローティングだからこそ多彩な用途に対応可能”
ということでしょう。
フローティングの優位性を書き出すと長くなりすぎるので
ここでは敢えて省略させていただきますが、
要は沈めようと思えば沈められますし、
動きの特徴を自分好みに少し変えることも可能ということです。

そして、これまでにスタッフが使用した印象として確実に言える事は
使用感においてはバルサモデルに近い
理想的な操作性と安心感を獲得出来たということでしょう。

軽快なリトリーブアクションは、
バルサモデルや発泡樹脂素材を利用した旧モデルと同様です。
一度この感覚を味わってしまうと
二度と緩慢なアクションには戻れません。

貴方は何を狙いますか?

アクションテストや強度テストを行うには
やはり宮城アングラーズヴィレッジ(MAV)さんが最高でした。

7月のイベント当日と翌日には我々と遠征組の皆さんで
試作モデルにて実釣テストを行いました。

NEW suming-50cwはサイズ的にも
セレクティブなストライパー達にめっぽう効果的で、
まずは“丸飲まれ注意”といった感じです。
スタッフはMAV育ちのストライパーを少々甘く見ていたのか、
一発目のヒットで大事なサンプル持って行かれました・・・

その後皆さんにバカバカ釣っていただいた事は言うまでもありません。
実はそのときの動画も撮っていたのですが、
データを紛失してしましました・・・スンマセン。

そして現在も宮城アングラーズヴィレッジさんではNEW suming-50cwが活躍中!

MAVのBOSSも今シーズンの御自身最大級をNEW suming-50cwでキャッチ!
“このNEW suming-50cwだっらマスでもイケるわ”との意見もお聞きしたので、
MAVでは年間を通してご愛用いただけるでしょう。


(MAVでお馴染み小林さんもライトトリップ&NEW suming-50cwにて)

これまでに破損報告もなく強度的にも十分、
タックルバランスさえ間違わなければ琵琶湖のロクマルでも問題なく、
付け加えれば、
標準の#12フックでも釣り上げられるでしょう。

元々は

ご存じの方もおられると思いますが、旧 suming-50cwリリースの際に
対象魚の中心となっていたのはトラウト達です。
少しボリュームのあるボディーであることから、
20センチ未満の魚に食いつかせるのは少々無理もありますが、
何と言ってもキャスタビリティーに優れているだけあって、
距離のあるピンスポットにも送り込みやすく、
例えば本流域の中型、大型トラウト狙いにオススメです。


(sadda氏がNEW suming-50cwでキャッチした尺に迫る良型ヤマメ)

また、エリアでの使用においては
ノーマルでフローティングという仕様を生かし、
ユーザー独自のウェイトチューニングもオススメします。

そう言えば今年の禁漁前、
岐阜遠征に出掛けたレポートを書けていませんが・・・
こちらの動画を是非ご覧下さい。
動画の最後に登場する尺イワナはNEW suming-50cwで釣りました。

50ミリの強み

ナイトであっても使い所によってはアタリの数がコトカスM以上・・・

まだ多くの実釣をこなしていませんが、
タフコンディションに効果的であるのはナイトでも同じの様です。
現在シンプルデータでもご覧いただけますが、
先日の石川さんの釣行では5フィッシュを
NEW suming-50cwにてキャッチしてもらっています。

定番のコトカスシリーズやサミングシリーズにも反応が無い難しい状況でも、
サイズは小型でしたがNEW suming-50cwへの反応は良かった様です。
こういった結果から考えるとこのNEW suming-50cwが
何らかのバロメーター的アイテムなる可能性もあるなと・・・

適応タックルもスピニングタックルなら問題なく、
ベイトタックルでもライトトリップクラスであれば、
何とか湖西でも使用できる性能です。

NEW suming-50cwで4フィッシュ2000ミリオーバーとかね〜
もしそんな事が起きたら、
何より使い手さんの腕前は相当なもんでしょうけど。

取りあえずスタッフ自らも50アップを釣り上げてみたいものです。

SPEC

Length : 50mm
Weight : 3.5g(リング含まず)
Type : Floating
Ring : #1(製品に装着済み)
Hook : Triple#12(標準)
※製品にフックは含まれません
Price : \2400-(外税)

COLOR LINE UP

今回も初版カラーは6色になります。

ホログラム仕様は右から
ピンクバックYB
ホログラムアユ
グリーンゴールドOB
ホログラム銀黒

ラメ仕様は左から
ラメブラックフィッシュ
ラメワカサギ

サム山岡の一言

バス釣りで他のルアーでの反応が無く困ったとき、
居るかどうか分からないとき「ちょっと行って見てこい」と投げます。
旧モデルでは50センチを連れてきた事もありますよ。
説明のようにバスに限らず
色々な魚種の釣りに使える優れものかもしれません。
是非一度お試し下さい。

NEW suming-50cwの販売開始は
10月29日夕刻サムルアーズショップにて!!