2016/8/6
FB60CW


今日ご紹介するアイテムについては、
もう既に皆さんご存じでしょう。

ここ数ヶ月の動画にも登場しておりますし、
今日も一本、先日の釣行を動画にてアップさせて頂きました。

そして、中にはもう手にして頂いているユーザーさんも・・・

こればっかりは心待ちにして頂いている皆さんに
お詫びしないといけませんよね〜

“本当に申し訳御座いません!”

宮城アングラーズヴィレッジさんでのイベントにおいて
先行販売させて頂いてます!
(イベント当日ほぼ完売)

インジェクションモデルのFLASHBACKを使いこなす
ユーザーさんが関西よりも多いのではないか?
と思われる北関東方面。
前評判の影響も大きかったのか、
FB60CWへの期待度は相当でした。

そして今後もMAVさんでの主軸アイテムとして
活躍してくれることでしょう、間違いなく!

2016 琵琶湖

さてそれ以来、諸々の事情もありまして、
なんと一ヶ月(以上)も正式リリースが遅れてしまう事に・・・

「サムルアーズスタッフも相当に焦っていた事だろう」

きっと皆さんもその様に思われていたかもしれませんが・・・

意外や意外、まっ〜たく焦っていませんでした。

だってね〜もう全然釣れないんですもん、バスもハスも。

ですから、今年の琵琶湖に限っては、
ようやく釣れ始めた感がある今の時期になって、
ちょーど良いリリース時期になったなと!

因みに本日公開となった最新動画は、
オチビさんばっかりで大したインパクトもありませんが、
反応が良くなりだしている事は間違い有りません。

更にこの動画の翌日には
HAMA-KさんがFBシリーズによる三桁近くのバイト得たとの報告!


(42センチの良型も含まれた)

シンプルデータには詳しく書かれていませんが、
午後からの釣行で100バイト近くあったというのは、
相当に反応が良かったのだと言えます。

条件が良かったのかも知れませんし、
当然釣り人の腕も一流だからこその話です。
しかし、このFB60CWであれば、
多くのアングラーが同じ体験をしてもらえる可能性が
高いと確信しています。

それはここ数ヶ月の経験からではなく、
数年前にリリースしたサム山岡ハンドメイドFB65 balsaの
実績からも明らかとなっているのです。


(写真奥が禁断のアイテムFB65 balsa)

ここ数年はサム山岡もスタッフも
使用を控える様にしていたFB65 balsa。
理由は簡単で、
多くの人が手に出来ていないアイテムは、
いくら釣れるという事であっても、
特別な場合を除いて使用しないでおこうという事です。

ハイシーズンになれば、
その威力はルアーサイズに似合わず強大で、
釣れる魚のサイズは選べませんが、
釣果においては圧倒的に伸びるでしょう。

そして今回更に小型化したFB60CWは、
FB65 balsaを凌ぐほどに
集魚力がアップしたと感じています。

このサイズでこの性能、
フルタングステンウェイトで構成された
サイコウッドモデルだからこそ成立した
と言えるかもしれません。

対象魚拡大

この動画も既にご覧頂いていると思いますが、
この他にも色々な結果を確認しています。

動画に登場した様に大型のブラウンやイワナで結果が出てますが、
20センチ半ばの本流イワナにおいても、
かなりアグレッシブなアタックが確認できましたし、
管理釣り場においても
中型ブラウンのミノーに劣らぬアタックが
確認できたと思っています。

まだ積み重ねの段階ではあるものの、
トラウトフィッシングの新しい扉が開いたか?!
といった印象です。

トップで釣るならペンシルベイトでも一緒では?
と思われているかもしれませんが、
ルアーの操作性から魚の反応まで、
ハッキリ申して全くの別物です。
魚の食性とFB60CWの性能を理解し使いこなせば、
きっと多くのフィールドで結果が出るでしょう。

また、河川に生息するバスやシーバスにも
かなり効果的でしょう。
実際に結果も出ています。


(多分大好物)

その他にもソルトウォーターでは
小型のシーバスやメッキ釣りにも効果的かも。
また南の島なら多彩な魚を相手に、
楽しいライトプラグゲームも展開できる事でしょう。

小粒なボディーなので
飛距離を心配される方も多いと思いますが、
Fat sum Jr.がほぼ同等の飛距離かと感じています。

未だマイナーアイテム

さて、この様にFLASHBACKシリーズには
相変わらず大きな自信と期待を抱いている我々ですが、
未だに理解、解決できない事があります。
それは、これまでに数多くの結果を
ホームの琵琶湖で出しているFLASHBACKが
どうして定番アイテムにならないのか?


(リリース当初から我々の主戦力であるFLASHBACK)

そうですね〜
一つにはデイゲームユーザーが
ナイトゲームユーザーに比べて
極端に少ないというのもあるでしょう。
ん〜この場合は使う機会が少ないから仕方がないか・・・

その他は昼間にトップで釣れた試しがないからとか、
使い方がよく分からないとか?

これは第一に経験を積む必要があるので
一朝一夕には無理でしょう。
一番手っ取り早いのは、
“上手い人に連れていってもらい、釣らせてもらう”
なのですが、そんな都合の良い知人も居ないでしょうし。

組み立ての軸として

重要なのはポイントの“見立てと見切り”です。

この見立ての結果を早く出せるアイテムの一つが、
何を隠そうフラッシュバックシリーズです。

表層系ハイシーズンのこれからは、
テンポ良く探って魚の反応を感じ取る必要があります。
反応が有ればそのポイントの特徴を考え、記憶する。
水深やウィードの育成状況、
浜からの距離を分析することも大切です。
時間帯によって反応が異なるので、
怪しいと思うところは時間を空けてまた狙うとか。

しかし、通常同じ所ではフラッシュバックといえども
何度も出ません。
ただ、魚に食い気が有れば直ぐに反応があります。
反応がなければ少しずつでも移動。

これから初冬までの琵琶湖は、
レギュラーサイズのFLASHBACKでも
十分に反応を得られるでしょう。
しかし、FB60CWを使えば、
ほぼ間違いなくそれ以上の結果が出るでしょう。

勿論、波風が強かったり、
ヒットポイントまでに距離がある場合など、
FB60CWでは力不足な場合があります。
そこはしっかり使い分けてください。
判断基準は使い易いかどうかです。

そして大前提

今、“使い易いかどうか”と書きましたが、
サムルアーズのトップウォーターアイテムは、
タックルのバランスで動きが豹変します。

特にFB60CWやFLASHBACKの場合、
ヘビーアクションのロッドやスピニングタックル、
PEラインの使用は、
余程ロッドワークに長けたユーザーさん以外に
オススメ出来ません。

ロッドは張りが有りつつもしなやかなライトアクション、
しかも長すぎないことが理想です。
そして、ラインは柔らかすぎない(伸びすぎない)
ナイロンラインが適しています。

このタックルでも釣れる、釣れないの話ではなく、
そのルアーの性能を発揮できているのかが問題です。
動きの善し悪しは魚が決めることですが、
結果にはハッキリと差が出ると日頃から我々は感じています。

今までにトップウォータープラグの動きが
(サムルアーズ製品に限らず)
しっくりこないと感じていた貴方は、
タックルのバランスを見直せば、
世界が全く変わるかも知れません。

FB60CWの場合の推奨タックルは、
ロッドがライトからウルトラライトアクション。
ベイトリールが圧倒的に操作しやすいでしょう。
ラインは10〜12lb.ナイロンライン。
スナップ(小さめ)接続推奨。

尚、ご注意いただきたいのは、
ラインの比重やスナップの大きさです。
FLASHBACKで問題なく動かすことが出来ても
FB60CWでは浮き上がりすぎたり、
水面下でのアクションばかりになる場合があります。

これはFB60CWがFLASHBACKに比べてボディーも小さく、
ラインやスナップの影響を受けやすいからに他なりません。

この小粒のボディーに大きなスナップや
フロロラインがセットされていれば、
子供が鉄兜を被って泳いでいる様なものですし、
逆にPEライン直結になったりすると
頭を潜らせ難くなり、
常に表層でのアクションとなってしまいます。

理想的な例えか分かりませんが、
動きも許容範囲も“大人と子供”ですかね。
上手く泳がせてやってください!

ほどほどに

いつもの様に熱く語ってしまいましたが、
これでも本当にお伝えしたい事の一部しかお伝えできていません。
でも、これ以上長くなってもお節介なので、
本日のところはこの辺で!

FB60CW SPEC.

Length:60mm
Weight:5.5g(フック含まず)
Type:Sinking
Ring :#1(装着済み)
Hook :#10(未装着)
Price:¥2400-(税別)


(奥からホログラムアユ、ホロピンクバックYB、ホログラム銀黒)


(左からラメアユ、ラメワカサギYB、ラメパールイエローバック)

サム山岡の一言

僕が夏から初冬に掛けて絶大な信頼を抱くフラッシュバックの
弟が販売されます。
発売以来永い年月が経とうというのに
琵琶湖で使用する人はほんの一握り、
だからフラッシュバックの恐ろしさを知らないバスが襲いかかる。
もし使いこなせる腕とタックル、
そして興味をお持ちの方はぜひ使ってみて下さい。
フラッシュバック兄弟を使いこなす事によって
バスだけでなく釣りの世界が変わるでしょう。

尚、今回は特別仕様の
サム山岡制作セルロースモデルもリリース。

数量は少ないですが、塗装強度も抜群のオススメアイテムです!

動画のブラウントラウトがヒットしたカラーですね〜
(※お一人様一本限り、転売目的のご購入は堅くお断りいたします)

発売開始は8月9日夕刻サムルアーズショップにて!