2009/9/30
Diving sum 55CW


困った時はDS55CW?!

最近ではとんと見掛けなくなったタイニー?ベビー?サイズのペンシルベイト。
(単に僕らが知らないだけかもしれんけど・・・)
その昔は結構小型のペンシルベイトが重宝されていた記憶があります。
バスフィッシングブームの激しいプレッシャーの最中、
プラグが好きな釣り人は豪快なトップウォーターゲームとはいかずとも
“何とかトップで、小さくてもいいから”とスピニングタックルに小さなペンシルを結んで・・・。

ん〜・・・考えてみると今でもそれに近い事を自分たちは日頃してる気もするが・・・

しかし最近はこのサイズのペンシルベイトを使うアングラーも減りました。
タックルさえ適応しているならば、今でも十分に役立つアイテムです。
食い付きの良さはレギュラーサイズと比べものにならないし、
釣れるサイズが必ずしも小さくはない。

例えば、どうしてもライトリグを手放せない方や
どうもデカいルアーが自分のフィールドに合ってないと言う方にも向いてます。

動かし方は、ダイヴィングサムシリーズを既に御使用の方にはもう説明不要。

取りあえずは水面チョコチョコ。
ダイブさせたら細かくトゥイッチ入れて浮かせてみたり、
そのまま連続で水中をのたうち回させる。
このキリモミダイブというか、暴れ具合がバスにはとっても刺激的な様で、
一見して不規則に無茶苦茶な動きの様だけど食い付きがイイ訳です。


(ワッシャーウェイトによる浮力調整)

小さいから釣れるという以上に
この形状から生まれる独特のイレギュラーアクションが
他のペンシルベイトには無いダイヴィングサムシリーズ特有の魅力なのです。

それに飛びだって悪くない。
ボディーの後方に素材自体の重心とウェイトを固めているので、
ライトトリップに14ポンドナイロンでも琵琶湖の陸っぱり
といったスタイルでも使用できます。

SPEC

Length : 55mm
Weight : 4.3g前後
Hook size : ♯10
Ring size : ♯1
ロッドアクション : ウルトラライトアクション
ライン : ナイロン6〜10ポンド
接続 : スナップ接続を推奨
価格 : ¥1995-

比べてみよう

オリジナルバルサモデルとのボディー形状はほぼ同じ。
写真で見るとバルサモデルは顔が張ってあって頭でっかちに見えますが、それは錯覚です。
ハンドメイドモデルは個体差がありますが、浮き角度もほぼ同じ。
動きもかなり類似していますので、
超ハイレベルなバルサモデル派の貴方以外、特に不満の無い仕上がりです。


(左がサム山岡ハンドメイド・Diving sum 70)

これまでのダイヴィングサムシリーズでは
昨年に社員Aがダイヴィングサム70CWで60センチを釣り上げた以外に
今年もハンドメイドモデル・ダイヴィングサム90で60センチの釣果がでています。

 


(左のDiving sum 70CWと比べてもボリュームは大きく異なる)

ダイヴィングサムシリーズから生み出された結果は、
今のところ素材やボディーサイズによっての集魚力に大きな差が見られず、
ダイヴィングサム55で大台の60アップなんてのも期待できます。

小さいからサイズもまちまち、魚種も様々

さてさて、バスに効くという話はまた後ほどしつこく繰り返しますが、
その前にこのダイヴィングサム55はトラウトにも効くって事を書き忘れてはなりまへん。
昨年の管理釣り場へ釣行では他に試さなくてはならない製品があって
なかなか多くの時間を割けませんでしたが、
チャンク35CWやサミング50CWへの反応が止まった時には
バルサモデルのダイヴィングサム55がよく働いてくれました。

常にバカバカ食い付いてくるって事はないですが、
バイト数は決して少なくないのがトラウトのトップウォーターゲーム。
動かし方は基本移動距離を短く、
イワナなんかはスイッチが入ったら結構激しく動かしても追い食いしてきたり。
今までに釣れたのは中〜小型が比較的多いですが、
トップでドデカい鱒を釣ると言うのは一つの目標でもあります。

予想外

で、またバスの話に戻りますけど、
皆さんの記憶にも新しいのが“HIGHMACSさん”の連続40アップ記録。
もう既に記録が途絶えてしまたのか、更新中なのかは定かで御座いませんが、
50アップを釣り上げられた本数とその確率は相当なものでした。
お連れの方も含めるとこれまたスゴイ。
(話によると一日に50アップ5本だったとか・・・)

他のルアーでは全く釣れないという事もないでしょうが、
ダイヴィングサム55が正しい選択であったという事は疑う余地がありません。
(それ以前にポイントの選択とかの基本があっての事です)
もはやここまでくると状況次第ではお助けルアーなんかではなくなってきます。

そして“HIGHMACSさん”はこの夏、最終的?に57センチですから、
大型のバス達にとってもダイヴィングサム55はかなり魅力あるモデルだったでしょう。
そしてそれを聞くとやっぱり釣り人は試してみたくなりますよね。

でも我々はいつもこんな感じだったりします。
多分小さいのを狙ってるから小さいのが釣れるんですわ!きっと。

サム山岡の一言

大きいルアーは大きい魚が釣れる確率が高く、小さな魚が釣れにくい。
小さいルアーは小さい魚も大きい魚も釣れる。
大きいルアーで0匹でも
小さいルアーで大物も混ざって何匹も釣れるということもある。
しかし、小さいルアーの方が絶対有利かと言えば、そうとも言えません。
その辺がルアーの面白いところでしょう。
昔、大きいルアーは大きい魚が釣れるというので
大きなミノースイッシャーを作った事があります。
結果は25〜30センチが3匹食い付いた事(トリプルヒット)がありますが、
大物は釣れませんでした。
もっと根気よく投げたら釣れたのかもしれませんが、
根気も良い腕もなく、しんどいので使うのを止めました。


(今回のカラーはホログラムバージョン中心だ!)

Diving sum 55CW 全8色!!
間もなくサムルアーズショップで発売開始!!(発売日にDM配信有り)