2005/11/17
HANDMADE NEW MODEL


御注文数が予定数を上回りました。
大変申し訳御座いませんが、

Diving Sum 90の御注文受付は終了させて頂きました。

復活したサム山岡ハンドメイドシリーズも
数えてみればもう既に7作目。
それにしても現在のルアー業界からして、
全てペンシルベイトでこの期間にこの数を発表するのも珍しい事だと思います。
(勿論7作の中にはサイズ違いもありますが)
このような事が可能になる理由とは何か?
それは勿論、創る側の発想と努力だけではなく、
ペンシルベイトにまだまだ可能性を感じるアングラーが存在するからに他なりません。

さてさて、今回の最新作もかつて(第一次制作期)のハンドメイドを
バージョンアップさせたモデルですが、
改良を加えて完成したのは約2年前の事になります。
そう、サム山岡ハンドメイドシリーズ復活第一弾として
ダイヴィングサム70が発売された丁度その頃・・・
と言うことは、このルアーは


そうです、Diving sum 90 !!

2年も前に作っておきながら、今になって発売に至った理由はというと、
まず第一に先行して発売したダイヴィングサム70がどこまで理解されるのか?
その結果を見て、と言う点が一つ。
もう一つは単に“出し惜しみ”・・・ でしょうか。

一つ目の理由について少し書かせてもらうと、
あのダイヴィングサムのじゃじゃ馬的(イレギュラー)な動きが、
ペンシルベイトの一つの形としてユーザーに受け入れられるかと言う事です。
ファットサムやファットサムジュニアも例外ではありませんが、
アングラーの意図したドッグウォークやダイブを忠実にこなすルアー、
いや、中にはほとんど機械的に動かす?動く?とも感じられるルアーを
常日頃ペンシルベイトの正しい形として解釈している人がいた場合、
このルアーは理解しがたいかもしれない、と考えていました。

しかし、実際に蓋を開けてみれば、
多くの人にその動きに面白さと動かす楽しさを感じとってもらえ、
Diving sum 70の人気も有り難い事に未だに高く、
また、釣果においても他のペンシルベイトでは出し得ない結果もありました。
まぁ、仮に受け入れられていなかったとしても
これでもか!!と発表していたでしょうが・・・


Diving sum 90 & Diving sum 70

そして二つ目の理由として挙げた“出し惜しみ”については、
サム山岡と主観ではありますが“その出来が良かった”と言うことと
それ故、発表することに人一倍警戒していた、とでも言いましょうか・・・
これ以上は皆様の御想像にお任せしましょう。

Old Diving sum P-9.5D

前述致しましたように、ダイヴィングサムシリーズも
かつてのサム山岡ハンドメイド制作期、既に製品化され、
その一部は市場に出ておりました。

こちらで現存しているオールドモデルの数は約10本。
水平浮きタイプ(1987〜)と直立浮きタイプ(1990〜)があります。
思うにサム山岡はあのファットペンシルの人気が高まりつつあるこの時期に
新たなるペンシルベイトのコンセプトを模索していたのでしょう。

このオールドモデル(以下P-9.5D)と
今回のバージョンアップしたDiving sum 90(以下DS90)との違いを検証してみると
まず、そのボリューム感に大きな差のあることがお解り頂けるでしょう。
DS90は体高が1.5ミリ高くなり、全長は10ミリ弱短くなっています。
個体差もありますが重量的にはほぼ同じ。

今度は先端部分をアップして違いを比較してみると、
ヘッド形状も勿論、先からボディー中心へのラインも異なります。
直立浮きタイプの場合、浮き角度はほぼ同じですが、
動きへの影響は比べてみると解ります。

簡単に解説しますとP-9.5Dはヘッドが尖っている分、
水切りが良く、動きがシャープで移動距離も若干長い。
逆にDS90は頭で若干水を押し、少し動きにトルクを感じ、
DS70と同様にイレギュラーキリモミダイブが激しい印象です。

リアの形状は後方にボリュームを持たせた形状。
サム山岡がデザインするルアーによく見られ、
かつてのハンドメイドミノーLDシリーズに始まった、皆さん御存知の後方重心設計です。
より多くのウェイトを後方部に詰め込む為には欠かせない機能的デザインと言えるでしょう。
結果として飛行姿勢と飛距離がP-9.5Dを凌ぐ事に繋がりました。

さて、DS90は前述致しました通り、DS70の動きに似ている訳ですが、
やはりサイズアップした事による動きの違いや使用感に違いがあります。
ドッグウォーク的な動きもDS70に比べて行い易く、
ダイブ中の平打ちアクションやスライドもある程度意図した操作が可能となりました。
更にDS90はアクション中の移動距離が増したことにより、
オープンウォーターで遠投した場合でも、
DS70の時のようにタイトすぎて、いつまで経ってもルアーが近寄ってこない〜
なんて言う悩みも解消です!!

アユカラー & 破鱗バージョン 登場!!

遂に出たかアユカラー!!
“アユはなぁ〜面倒くさいなぁ〜”と言うのがサム山岡の本音かどうかは
本人しか解らない?事ですが、
間違いなく“気分が乗らないと作らないだろう”と言うのが大方の予想です。


(奥は破鱗ワカサギカラー)

時々オールドサムのアユカラーを目にしていると
“アユっちゅーのもやっぱりええカラーやな〜”とか思うわけで、
このカラーが復刻される事は、スタッフの人間にとっても喜ばしい事なのです。

 

ウロコ模様は前回発売したバルサフラット壱百五と同じ物を使用。
オールドサム時代にも主にこのウロコ模様を使っていました。
アユカラーは口を描く必要があるのでちょっと手間な作業行程が追加されますが、
これが有ると無いとでは大違いです。
更にアユカラーは目のサイズを他のカラーと変えてあると言う凝りよう。

そして今回、アユカラー以外は全て以前フラットサム90で極少量生産した
あの破鱗バージョンによって制作されます。
他では余り見掛けないウロコ模様だけに独特の風合いがあります。

さて、皆さんのお好みはどのカラーですか?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜◎〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

御希望の方は以下の注意事項を御確認の上
指定のメールアドレスへ御予約下さい。


御注文の際にはお名前、ご住所、お電話番号、 e-mailアドレスと
ご希望のカラー
をお忘れなく御記入下さい。


御予約後にキャンセルの可能性がある方は、
御注文は御遠慮下さいますようお願い致します。


御予約は必ずしも納品を保証するものではありません。
何卒、ご了承下さい。


御希望のカラーは下記の8色より選択して下さい。
今回の御注文では2本まで御予約頂けます。
同じカラー2本を御注文頂くことも可能です。

DS90-03HRN・表張り金黒OB 破鱗
DS90-05HRN・裏張り金黒OB 破鱗
DS90-09HRN・表張りHAS 破鱗
DS90-10HRN・裏張りHAS 破鱗
DS90-15HRN・表張りワカサギ 破鱗
DS90-16HRN・裏張りワカサギ 破鱗
DS90-18・表張りアユ
DS90-19・裏張りアユ


完成及び納品時期につきましては、
2006年1月中旬以降を予定しております。


生産の都合上、
ご希望のカラーを改めて選択して頂く場合があります。


ハンドメイドルアーは仕上がりに於いて多少のムラがあります。
御理解頂ける方のみ御注文下さい。


製品にフックは含まれておりません。
リングはベリーとテールに装着済みです。


商品の発送は代金引換のみとなります。
代引き手数料、送料はご負担下さい。
代引き手数料を含む送料は以下の通りとなります。
北東北・南東北・北九州・南九州・・・・950円
北海道・・・・・・・・・・・・・・・1370円
沖縄・・・・・・・・・・・・・・・・1680円

その他の地域・・・・・・・・・・・・・850円


この商品は次回(発売時期未定)
One-Off Limited Edition 御購入権利の対象商品です。


御予約は下記のメールアドレスへ宜しくお願い致します。
handmade@sumlures.co.jp

御注文数が予定数を上回りました。
大変申し訳御座いませんが、

Diving Sum 90の御注文受付は終了させて頂きました。