fishing_report

Date:
2022.6.4
Place:
南アルプスエリア
Angler:
kobayashiさん
時間:
入渓9時00分〜退渓14時30分
スタイル:
ウェーディング
天候:
気温/水温:
気温20度前後
風向き:
北東1〜2m
水面状況 :
不明
lure suming-50cwS
釣果 ヤマトイワナ×3fish
交雑種(ヤマトイワナ×ニッコウイワナ)×10数fish
最大 30cm弱

コロナ禍の前は年イチペースで訪れていたヤマトイワナの流れ。昨年7月初旬にアタックを試みたが、記憶にもまだ新しい記録的豪雨で渓はクローズであった。前日、早めに就寝できたことによって起床は3時。しかもここ1週間以上雨は降ってないことから、半ば急きょ強引に南アルプスへ足を運ぶこととした。支度をして家を出たのが4時。7時30分より車止めゲートより登山届を提出して、登山開始。入渓点まで片道1時間30分ほどの道のりで、おおよその計画通り9時に入渓することができた。さてこの渓に立ったのは実に3年ぶりだろうか。最後に訪れた時は水量が多すぎて釣りが成立せず、片道2時間以上かけて登ったが釣りは20分で切り上げて下山した苦い記憶がある。今回は水量も少々多いと感じたが、釣りはまず成立しそうで安堵。水の押しがすこぶる強い渓であるため、いつも本流用のヘビーシンキングミノー(7g以上)を多用することが多い。この日もまずはそれらのルアーで誘うも、なかなか魚のチェイスが見られずに苦戦。チェイスを視認するも、食い気は明らかに立っていないことがわかった。使っていたカラーがブラッシング系ホロであったため、こういう時はパールベースのカラーが有効。時期的にまだこのカラーパターンは早いと考えていたため、手持ちのパールカラーはsuming-50cwSのモスバックタイガーYBとラメアユのみ…。水の流れの強さからメインとしての使用は想定してなかったために少々不安を感じた。しかし水の落ち込み周辺にできるヨレを漂わせつつ、点で狙ってヒラ打ちさせていけば必ず魚は拾えるわけで。あとはそれを演出できるかどうかだ。ヒットさせるポイント=魚が居るであろう岩や場所にsuming-50cwSを流すにはどこに着水させれば良いか逆算し、キャストしてみると、予想通りの好反応。釣れたイワナは残念ながら白斑混じりのニッコウイワナとヤマトイワナの交雑種であったが、それでもファーストフィッシュは嬉しいものだ。また十分にsuming-50cwSがこの渓に通用することも証明されたので、このヨレ撃ちで釣り上がっていく。水の落ち込み下を直撃させるような狙い方は出来ずとも、点を意識してあまり移動させないようにすれば、下からイワナが食い上げてくる。途中落ち込みの淵が連続して魚が居付かないエリアがあり、1時間ほどノーチェイスであったが、抜けた淵には相当なイワナが溜まっており、ひと淵で10ヒット。…ただバイトが浅くてリアフックに皮一枚という形が多く、殆どをバラしてしまったのは大きな反省点である。なかなかサイズが伸びず、また「純血ヤマトイワナ」と呼べるような個体もこの時点で2尾。もう2桁はゆうに越えている釣果であるが、物足りなさを覚えていた終盤戦。深淵をサイドからアップクロスでキャストして扇状にライントレースをしてみると良い手応えが出た。これはバラしては絶対にいけないと直感で理解し、早めに勝負をつける。ネットに収まったのは残念ながらちょっと足らずな白斑なしの泣尺ヤマトイワナであった。この日はsuming-50cwSのみでトータル15〜20尾ほどキャッチしているが、結果としては白斑が全くない純血ヤマトイワナと言えるような個体は3尾。またアベレージサイズも以前と比べて大幅にダウンしているように感じた。4年前はアベレージサイズも良く、4〜5時間の釣行で尺2本も出しており、さらに純血と思われる個体の数も多かった。社会情勢や天候により暫く足を運べなかったが、川筋も以前と比べて細くなっているとも感じた。土砂崩れが日常茶飯事のように起きてもおかしくはないエリアではあるので、ここ近年の天候がかなり影響してしまったのであろう。また交雑化がかなり進んでしまったのは大きな問題でもある。このままでは一部の支流域以外におけるヤマトイワナは姿を消してしまうかも知れない。ヤマトイワナは現在、国の準絶滅危惧種指定にされている。釣り自体は問題はないがニッコウイワナと比べて成長が遅いこと、数が激減して貴重な魚となっているため、キャッチアンドリリースを心掛けてもらいたい。またヤマトイワナの生息地はたいてい険しい山間部となるため、狙う際は天候やルート、安全の確保等の計画をしっかりと立てることだ。私も今回、落石等の危険はなかったものの、行きはなかったが帰り道にクマ出没したという注意喚起メッセージが書いてあった。クマの生息地とも当然なるわけで、落石や滑落に加え、そこら辺も留意すべき点である。ヤマトイワナの綺麗さはとても素晴らしいものである。上記注意すべきところだけ押さえて、このレポートをお読みのユーザーもサムルアーズアイテムでぜひ逢いに行ってみてはどうだろうか。

【kobayashi タックルデータ】
ロッド:ブライトリバー×山口屋釣漁具 バトン50
リール:アブ アンバサダーモラムSX3601C high-speed(改)
ライン:ヤマトヨテグス フロロドレイク3lb
ヒットルアー:サムルアーズ suming-50cwS(51mm/4.2g)
スナップ:ヤリエ イージーラインスナップ size0
フック:カルティバ STX38 size12

sum山岡の一言

色々と参考になるレポートをありがとうございました。ヤマトイワナを眺めてみたいものです。秋に琵琶湖の小河川に遡上してきた小型のビワマスを捕まえて見てその美しさに驚いたことがあります。生物は美しいです。ありがとうございました。

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sum