fishing_report

Date:
2022.8.20     
Place:
淡路島
Angler:
失態釣り師壱号さん
時間:
午前6時
スタイル:
陸釣り
天候:
気温/水温:
気温26℃
風向き:
北東の風2m
水面状況 :
小潮 干潮
lure Fat sum POWER SLIDE
釣果 1 fish
最大 46cm

どんなにたくさん大きいのが釣れると聞いても、場所取りしたり隣の人に気を遣わなければいけない釣り場は無理な私にとって、チヌトップは自由な釣りです。今回は冬場にサムバイブでスズキ釣りをやっている水道へ久しぶりに出かけました。藻が生い茂って釣りにならない春先から初夏以外は、何らかが釣れる可能性がある釣り場ですが、そう簡単ではないことは、20数年通ってきて痛感しています。夜明け前にエントリー、干潮間際で潮が程よく流れています。河口やサーフ、小磯でのチヌトップは1回通して反応がなければ、2回目はほとんど当たらないのですが、潮流があって潮位の変化が顕著な水道部は、時間ごとにチヌは付き場を変えるようで、1投ごとにポジションを替えながらも、繰り返しファットサムを撃ち込んでいきます。潮流に負けないように力強く頭を振らせ水飛沫を飛ばしながら誘いをかけていきます。が、1時間たって、すっかり日が昇りそろそろ諦め時か、と思いつつも、もう一度最後に駐車場所に一番近いポジションからフルキャストして、潮流が吐き出されて反転しているスポットの向こうに着水させました。反転を通過、グイグイと頭を振らせながら引いていると、突如ファットサムの後方の水面が大きく盛り上がりました。チェイス確認、相手は距離を詰めてきますが、ここでルアーを止めてしまうと即見切られるケースもあるので、少しだけスピードを落とし、ファットサムがより激しく頭を水面に打ちつけるようにアクション。すると、盛り上がった水面がぐるりと回転。食った!!一呼吸おいてアワセを叩きこむとシモリの間をすり抜けるように抵抗してきます。水中のゴロタ石にスタックしないように魚を誘導して寄せ波に合わせてズリ上げました。46cmとまずまずのサイズ。銀ピカというよりはやや錆びた風貌の個体でした。チヌは丸々した銀色の個体よりも、こういった面構えの魚の方が野武士のようなイメージがあって好きです。チェイスからの駆け引きで食わせるのはチヌトップならではの楽しみなので、個人的には今後も流行らないでほしいなぁ、と勝手に思っております。

sum山岡の一言

色々な思いがあって立ち去りがたく、あと少しゲームを伸ばした結果が満足で終わり良かったです。ファットサムサムの頭を振って水飛沫で誘う、こういう使い方をする方からの嬉しいレポートでした。こんな使い方をする人は少ないでしょう。この誘い方は開発時点の意図でノーマルの方がもっと頭を振ると思います。ありがとうございました。

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sum