fishing_report

Date:
2023.10.30~11.2
Place:
西表島
Angler:
スタッフ隆太&サブロック川島氏
時間:
終日
スタイル:
カヤック&陸釣り
天候:
晴れ
気温/水温:
25℃〜30℃
風向き:
北東
水面状況 :
リーフ外は比較的波強し、内側はさざ波程度
lure suming-70GP
suming-70SP銀箔
suming-70 prop
cotocas medium
SUM JIG
FB65
SUM POPPER(試作)
釣果 コトヒキ
イソフエフキ
マトフエフキ
カンモンハタ
ニセクロホシフエダイ
オニカマス
ナンヨウチヌ
ロウニンアジ

(掲載出来てない魚種も含む)
最大 ロウニンアジ55cm位

この遠征をどの様にお伝えすべきかまとめるのが難しいのですが・・・先ず切っ掛けは、自分も50代半ばが近付き、出来る内にやってみたい事はやっとこう、そんな思いがあっての遠征でした。同行してもらったのは東邦産業川島氏、彼とはかなり以前から西表に行こうや〜と軽いノリで話してたのですが、何やかんやと調整が難しく、この度ようやく実現しました。今回のレポートでは基本的に釣りに関する内容のみで書いてみます。まず天候ですが遠征中は主に晴れ予報。しかしながらちょっと風が強い。只、幅広いリーフに囲まれた西表島は琵琶湖や本州の海とは様子が違う。琵琶湖だと沖でウサギが飛びそうな体感の風ですが、入り組んだ湾内は静かだし、沖まで広がるリーフが外海の波をかき消してくれるんですね、面白い!さて、初日ですが西表島で唯一の国道を走り島全体を下見しました。着いた当時は下潮で浜に立ってもリーフエッジは遥か先。加えて国道から浜までブッシュが生い茂り、噂通りなかなか陸釣りは難しそう。そんな中、行き着いた漁港でコトヒキの群れを発見。試し釣りのつもりでスーツケースから竿を出した川島氏の一投目にいきなりヒット。恐るべき西表島のポテンシャル!かと思いきや、追加する間も無く沈黙へ。やっぱり漁港はどこもそんなもん。只、初日の開始早々に魚に出会えたのは良い滑り出しとします。さて、2日目はガイドをお願いしてのカヤックフィッシングですが、ガイドさん曰くちょっと風が強いんでリーフフィッシングは諦めて、マングローブジャック狙いに絞りますか?との提案でしたが、いや、まだ風が穏やかな午前中だけでもとリーフを選択。これが大正解となり時合いらしきが訪れた時には連発でした。中でも非常に好調だったのはサミング70GP。リーフエリアの水深にも合っているのと当日対象となった魚のサイズにもピッタリだったのかと思います。持って行くルアーの数をある程度絞る必要がある遠征ですが、やっぱりサミング70を持ってきて良かった。川島氏も同様にサミング70GPにてかなり釣ってくれて、ガイド方もその釣れっぷりには興味深々でした。唯一残念だったのはトップには反応悪く一尾も水面を割ってくれなかった。基本的にトップて簡単には釣れないらしいが、青い海を炸裂させたいよね〜。結局この日は昼食も取らずに時間いっぱい釣り切りった一日でした。でも帰りの道中は貪欲にポイント探しするんですけどね。そして3日目は川島氏と仲良くタンデムカヤック。釣り場は仲間川と言う西表島に流れるでは比較的大きな河川。我々の狙いはマングローブジャックですが、マングローブジャックと言うだけに支流奥地に入ってマングローブの際々を狙って釣る勝手なイメージ。これがそもそもの間違いだった様で、まぁ難しかった。どちらかというとここでは本流の岸際(マングローブもあるが岩場とか)を重点的に狙うべきだったそう。それでも何やかんや少しは魚に巡り会えサムポッパーのテストも出来たし、まぁ十分価値がありました。いやしかし、この程度で満足するおっさん二人では無く、やっぱり帰り路に陸釣りポイントを探し回るのであります。そしてド干潮のタイミングでも水深のある小さな河口を発見。良い雰囲気の暮れ方前にポイントに入り釣り始め、何度かバイトを得るも魚は獲れず。時折、川島氏を見ると杭になって撃ち続けている。これは何かあったなと近付いていくと“うぉ〜きた、デカいデカい!”って。この小さな河口で何が掛かったのかと思いきや、40センチクラスのメッキ?小ロウニン?本州ではなかなかお目に掛かれないサイズ!さっきから何度か水面を割って喰ってきたもののなかなか掛からなかったらしい。場所を譲ってもらいやらせてもらうとSUM JIGにヒット!やはり主を釣った後はちょっと小ぶりなメッキサイズか〜。それでも釣れると楽しいので引き続きキャストを繰り返す。対岸には凹みがあり、なんか怪しいと思っていたが小さいサムジグでは届かない。ならばサイズと飛距離からしてFB65ってところか・・・カモメトリップ66mlでフルキャストすると丁度届く。一投目着水したその瞬間に魚がビックリしたのか水面が騒ぐ。何投か後に再び良いスポットに届いた。魚もちょっとナーバスになっていそうなので期待はしてなかったが、5メートルほど引いてきた地点で突然水面が割れて強烈な引き!何度もドラグが鳴り響きファイトは振り出しに戻る。バスなら確実にロクマル。只ここで一つの不安が頭に。何投か前のキャストでPEラインがモケって結び目が出来ているのだ・・・両側から力いっぱい引っ張っても切れなかったので、そんなにデカいのも釣れんやろうし、まぁええかと。なので1.5倍くらい丁寧に10分掛けてランディング。最後の最後で最も思い出に残った一尾を手に出来た西表島遠征となりました。そして、翌日の帰路にも何ヶ所かポイント視察を行う抜かり無い我々は、来シーズンの再上陸を誓うのであった。因みに帰りの石垣島ではユーザーのrise氏にお目に掛かり、来シーズンのプランはガラッと変わりましたとさ!

sum山岡の一言

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sum