fishing_report

Date:
2025.10.26
Place:
石垣島
Angler:
RYUTA
時間:
6:30~18:00
スタイル:
ウェットウェーディング
天候:
曇のち雨のち曇
気温/水温:
気温28℃
風向き:
北より
水面状況 :
中潮 濁り
lure Suming-70SP 伝説のスポーンカラー
Diving sum 55cw
FB65 UOYAカラー
SUM POPPER
釣果 バラクーダ
コトヒキ
ミナミクロダイ
メッキ
カライワシ?
最大 未計測

二日目の起床は午前5時、いや、既に何度か目覚めており激しい雨音。この雨は厳しいのではないかとrise氏にスタートを遅らせますか?の連絡を入れると雨雲レーダーを見たところポイントには雨雲が掛かってないとの判断。予定通りの出発も冠水の危険を避けるために遠回りする。ポイントに到着すると確かに雨は殆ど降っておらずであるが、近隣の河川からの濁りが回っている。微妙な状態の中スタートフィッシング。狙いはターポン(和名イセゴイ)で早朝が狙い目とのこと。ルアーは表層系からミノーまで様々な選択肢が有る。只、表層付近でのターポンの追いも見掛けられず、サミング70やコトカスミディアムをローテーションしているとrise氏よりサムポッパーで表層に引っ張り出してみてはどうかとの指示が入る。それもそうかとサムポッパー、結構派手目に広く探る。何投か後、足元から5メートルくらいにサムポッパーが近づいた時、後方に少し大きな水ヨレが出来た。何か追ってきている、引き続き食わせのアクションを続けると水面が割れる。遂にターポンが来たか!とその瞬間、ドラグの悲鳴が始まる。これ程の走りとパワーは九頭竜川のサクラマス以来。しかもドラグ音は鳴り続く、そして一瞬止まったと思ったら水面から飛び出した長い魚体、2メートルは飛んでいた様に見えた。駆け寄ってきたrise氏が“カライワシです!”これがカライワシなのか、てっきりダツやタチウオに毛が生えた程度ファイトだと思っていたらとんでもない。あれよあれよという間にラインが50メートルは引っ張り出されている。何とか粘るカモメトリップ60ml、完全に対応スペックを超えた大物である。が、ゆっくり慎重に無理をせず凡そ10分近くに及ぶファイトを制して足元に浮いてきたメーター超(目測)のカライワシ。さて問題はここからだ。このクラスの相手を想定していなかったので少し高い足場から引き上げる術を持ち合わせていないのだ。リーダーを持って少し顔を持ち上げるとサムポッパーはガッチリ、口は僅かに開いている。ここにフィッシュグリップを突っ込めるか?チャレンジしようとしたその瞬間、プッツン・・・とスナップとリーダーの結束部分から破断。ゆっくりと泳ぎ去るカライワシ。二人の落胆は尋常では無い。rise氏によるとカライワシを狙う際には50ポンドリーダーにて引っ張りあげているそうだ。バレてしまったのは仕方がないが、良い経験をさせてもらった。またあのカライワシに出会える日は来るのか?!次こそはと誓うのだった。その後雨足が強まり、rise氏も仕事があるので、朝の釣りを諦めて宿まで送ってもらう。さて、ここからは1日半の単独釣行の始まりとなる。只、雨の降り方が激しく午前9時頃には大雨警報も発令される悪天候。これは今日だけで無く、明日も無いかもしれない。例えば渓流ならば当然そうなる。しかし、折角ここまで来たのだから雨足が緩めば、観光がてらに島を回ってみようと前向きに。そしてお昼を過ぎた頃、雨も小雨に。風向きを考えて島の西の浜を眺めながら車を走らせていると河川からの濁りの少ない範囲を発見する。干潮に近く水位も低いので、立ち込んで狙ってみるかと。広く撃ち続けていると適度な水量の流れ込みを発見。どうも川の懐が狭いからか濁りも無い、しかもその周りには魚の気配も。琵琶湖の流れ込みを狙う感覚でFB65を撃つとバイトが続く、ようやく掛かったその正体はバラクーダ、この魚は西表島でも釣ったが今回も釣りたかった魚種、その後もこのポイントは好反応が続きコトヒキ、ミナミクロダイ、メッキを次々と手に出来た。琵琶湖もそうですが、探せば釣れるポイントが見つかるもんだ。この後この流れ込みはドンドン水量が減って反応が無くなった。もう少し早く見つけていれば更に良い釣りが出来たかもしれない。次の機会にこんなコンディションと遭遇したらかなりテンションが上がりそうだ。色々あったがこの日も実りある一日だった。

sum山岡の一言

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sum