fishing_report

Date:
2023.7.31
Place:
淡路島
Angler:
失態釣り師壱号さん
時間:
18:30頃
スタイル:
陸釣り
天候:
晴れ
気温/水温:
気温31℃
風向き:
無風
水面状況 :
干潮からの上げ3分 大潮
lure FRANK SUM
釣果 1 fish
最大 47cm

盛夏だというのに、今年もチヌはなかなか釣れません。人間の影響なのか、環境の影響なのか、そのどっちもなのか、よく分かりません。チヌの数は多いが釣れるチヌの個数は減ってます。多いのは河川内。近所の川に架かる橋の橋脚にはかなりの数のチヌが居着いています。我が家の末っ子がバスタックルでいとも簡単に釣りあげているそうですが、彼の釣っている様子を見ていると、チヌがルアーに反応するのは当然ながら最初の1投。それでヒットすればOKで、2投、3投すればもう何を投げても反応しません。つまり、チヌは最初のアプローチが肝心で、同じことを繰り返してもほぼ無意味だということは私も経験上理解しているつもりです。さて、本題。今回は瀬戸内側の、テトラ帯から伸びる浅いゴロタサーフです。テトラからファットサムを沖へキャストして、ふと足元を見ると白っぽいチヌが1匹フラッと散歩しています。リトリーブ中のファットサムを少しずつスピードダウンしてそろそろというあたりでストップさせると、気付いたチヌはファットサムに一気に近づきました。全身を真横に寝かせるようにしてファットサムを観察しています。左半身に一筋色が違う古傷があります。ファットサムに数回接近してきましたが、どうやら偽物と見切られたようで沈んで行ってしまいました。その後も立ち位置を変えながらファットサムを撃ちましたが反応なく、復路はフランクサムにチェンジしてみることにしました。遠投して広い範囲を探るには、フランクサムのスライド幅は少し扱いにくいですが、もしかしたらという期待も込めてみます。先ほどファットサムを見に来た個体が沈んだ付近をフランクサムが通過したとき、突然水面が盛り上がってフランクサムが次の瞬間スッと引き込まれました。フッキング成功。チヌトップの一番エキサイティングな出方です。しかし、なかなかよく引く個体です。テトラに突っ込もうとするのを何度か凌いで取り込むことができました。47cmの堂々とした個体です。よほど興奮しているのか、真っ黒になって口に入れたグリップをゴリゴリ噛んできます。左側には一筋少し色違いの古傷。まあ、一瞬しか見ていないので、同一個体かどうか確証はありませんが、一度ルアーを見切っても再度ルアーに食わせるチャンスはあるのかもしれないと思わせてくれました。

sum山岡の一言

頑張ってルアーを本物に似せたとしても所詮偽物で食わない、ところが場合によっては全く別物でも食いつきます。奥が深いです。チヌが見に来たのを感じたら素早くルアーを移動させ良く見せず時間をおいて同じコースを通したりし、良く見せないように焦らせて食わす。僕の知恵は今のところこの位です。バスもルアーを良く見せないように早巻きで通すと食いつく時があります。観察させない様に高い位置でルアーを見せて誘うと言う事もやります。この場合ルアーの腹にがガブッと食いつく事が多いです。ありがとうございました。

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sum